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ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)について思うこと。
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)という言葉を最近よく耳にするようになりました。勤め先の企業でもD&Iについて学ぶ時間があり、意識するようになってから見たり聞いたりするようになったものと思います。
D&Iの詳細な説明は専門家の詳しい説明に任せることにします(最後に参考となる記事のリンクを貼っておきます)。D&Iという言葉について馴染みのない、もしくは聞いたことあるけどどのようなことなのか知らない方向けにお伝えします。
ダイバーシティ(Diversity、多様性)とは?
ダイバーシティとは簡単に言うと「多様性を重視すること」です。「ある一定の属性に偏らず、さまざまな属性の方がまんべんなく充分な状態であることが望ましいこと」だと私は理解しています。属性とは目に見える違い(性別や国籍など)だけでなく目に見えない違い(価値観や宗教観なもあります。
企業でダイバーシティが使われる多くのケースは、女性役員や女性社員を積極的に登用しよう・採用しようといったことや、男女で仕事の差を付けないようにしようといったことでしょうか。もちろん得意不得意や適材適所といった面はある程度考慮する必要はあると思います。しかし初めから男性だから女性だからといった括りをなくして、「個人」としてその人を見て接するのが大事だと思います。性別以外にも生まれた国や育った環境、年齢や大事にしている価値観や宗教観に捕らわれず、違いがあることに価値を見出す姿勢が大事です。
インクルージョン(Inclusion、受容)とは?
インクルージョンとは簡単に言うと「所属している組織で一人ひとり違うことが認められて、全体を構成する大事な存在として活かされること」です。つまり「なくてはならないかけがえのない存在として受け入れられていること」だと思います。特定の組織に属していなくても、同じ人類として敬意を払うことに通じると思っています。
自己肯定感をしっかりと感じられる組織づくりには大事な考え方ですね。居心地の良さや安心感があるから個人として能力を発揮できますし、その結果組織にいい影響を与える好循環をもたらします。組織の業績を改善したい場合や個々の人間関係をよりよくしたい場合には大切な考え方なのではないでしょうか。
D&Iとは?
ダイバーシティ&インクルージョンはさまざまなバックグラウンドを持った人全員が個人の尊厳を保ったまま受け入れられて、その環境で安心して能力を発揮できる状態にすることだと思います。目的は個々のパフォーマンスを最大にして、組織のアウトプットを最大にすることで社会に貢献すること。
固定概念をいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、意識して少しづつ変えていくことも大事だと思います。個々の違いがあるから新しい価値観に触れられて面白いし、考え方が異なるから新しい発想が生まれるキッカケになったりすると思います。
変革期なのでこれからいい面やそうでない面がもっと出てくるでしょうが、柔軟に対応することが大事ですね。一緒に学んで自分のために活かして行きましょう。
参考記事
詳しい説明や事例を知りたい方は、こちらもご覧になってください。
経営戦略としての「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」とは
たかまる@ライフサポーター
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