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クリエイティブが苦手な方へ


クリエイティブな思考ってニガテにしてる
人が多い気がします。そしてこれは優秀といわれる人ほど多い気がします。

学ぶとは真似ることからきているといわれています。
真似る→まねぶ→まなぶですね。
子供だって親をマネすることでいろいろ学んでいきます。

クリエイティブって別にたいした話じゃなくて、世の中にあふれてるクリエイティブなものをなんかおもしろそうだからマネしてみようって思えるかどうかだけだと思います。

そして、クリエイティブは特別なスキルが必要なもの、自分はできないものって思ってる人ってここに境界線を引いてる人なんですよね。
 クリエイティブな人は単純にこの境界線を引いてない人。世の中にあるクリエイティブなものに興味がある人ってだけ。実際にクリエイティブな人と、クリエイティブじゃない人がいるわけじゃない

ファッションのモード系デザイナーじゃないですけど、
「世の中にないものを構想し、新しく生み出す」これは才能がいります。でも
「世の中にすでにあるすばらしいものをまねる」だけなら正直興味さえあれば誰でもできます。
あとはアレンジといいますか自分の仕事にあわせてちょっと整えるだけで、
クリエイティブといわれるものができます。

アイディアとは組み合わせ。これもよく言われますよね。アイディアの質は引き出しの多さとその組み合わせ。画期的なアイディアには引き出しの多さが大事。
組み合わせる力はやってれば勝手に伸びます。

料理と一緒です。しょうがとじゃがいもは案外組み合わせいいよねとか。
 しょうがとじゃがいもにしょうゆでこんな味になりそう、みりん足したらこんな味になりそうって感じ。
レシピの多さは素材の多さに比例しますよね。じゃがいもとしょうゆしか持ってない人よりしょうがとネギと大根を持っている人のほうがバリエーション多く作れるって話。

 クリエイティブな人がやってることって、どうやら世の中には肉じゃがらしい料理があるらしい。レシピがそのままあることもあるし、ない場合は肉とじゃがいもとしょうゆ使ってるみたいだな、さて味はどうだろう、なにか違うな砂糖足したらどうかなとかそんな感じです。

 最初から料理が上手い人がいないのと同じように、仕事のクリエイティブも経験がこのあたりものをいいます。何回もやってれば勝手にうまくなる。
 クリエイティブがニガテという人のポイントは料理やったこともないのに、みんなが関心するような料理は自分はできない、ってそりゃそうって話なんですが、料理失敗して自分は料理に向いてないって思ってる人。だから料理は特別な人にしかできないと思って境界線を引く。
 そして境界線を引いた状態で仕事を続けるから、境界線を引かずに取り入れる経験をし続ける人と大きくクリエイティブ力で差がついていくって構図。
 毎回おにぎりしか作らない人と、いろんな素材でいろんな料理を毎回作ってる人ではどっちが料理が上手になりますか?って話。そしておにぎりしかつくれないのにみんなを料理で関心させたいとか無茶な話。
 
 最初下手なときに焦げた料理出して恥ずかしい思いしたくない。これは優秀な人ほど多い気がします。
優秀で育った人の弱点は失敗の仕方が下手なこと。そしてこれは年次がいけばいくほどハードルが上がります
「そんなん知るか、食えよ。そのうちうまいの食わしてやるよ」と自分の興味を優先できるのがクリエイティブな人。
優秀だけど小粒という話はこの辺にも起因します。失敗した経験が少ないと行動できると思ってる範囲がせまくなる。

原点は世の中のものへの興味なんですよね。これおもしろそうじゃんとか。
仕事への興味といってもいいかもしれません。別にクリエイティブじゃなくても仕事はできる。ただ、いい仕事にはクリエイティブな力がいる
そしてこの境界線を引かずに興味の赴くまま動ける力。これを才能というならそうなのかもしれません。
でも思ってるよりハードルの低そうな才能だと思いませんか?

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