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教えると育てるの違い

菅内閣が発足しましたね。
テレビで報道を見てて奥さんが「学校で入試で出ないからって言われて内閣とか国会のところ全然習わなかったからあんまり詳しくしらない。必要とは思ったけど、入試にも出ないし教わらないところ自分で勉強する気にはなれなかった」と言っていました。たしかに入試では出ないかもだけど世の中に出てから使う知識だよねと。

教えて、育てると書いて教育。あらためてこの言葉よくできてるなぁと。結構この育てるって要素が大事だと思うんですね。

塾の学校の違いでよく語られますが、学校よりじゅくのほうが質高いから学校の勉強いらなくない?と。
塾って振り切った考え方をすると、人格破綻者をつくりだして、世の中に出たら全く役立たないけど、点数だけはめちゃくちゃとれるようになる人にする、で成り立っちゃうと思うんですね(あくまで振り切った話です。教育熱の高い塾の先生もたくさんいらっしゃると思います。)じゃその人が世の中に出て活躍できるかというとそうでもないわけですね。でも世の中にでたら役立つスキルってニーズないんですよね。みんなどうやったら楽して点数が伸びるかが知りたいわけで。

社員の育成と聞いていつも疑問だなって思うのが、仕事って教わることはあっても、育てる要素があんまりないなぁと。だから育たなかったり、やめたりするんじゃないかなって思ったりします。
仕事のやり方を教える、より仕事ができるようにする。これはどこの会社でもあると思うんですよね。
じゃ育てるって何かっていうと、その人が快適に働いていけるようにすることだと思うんですね。
仕事のスキルは仕事さえやってれば身につくし、教えてもらえるんですが、仕事についての考え方ってびっくりするくらい学ばないなぁと。なんでかっていうとそんなものなくても仕事は回るからだと思うんですね。そこは大人なんだから自分で考えなさいよと。まぁそれもそうなんですが、やっぱりそれだときついときに耐えられないと思うんですね。耐えられる人もいると思うんですが、けっこうしんどいと思うんですよ。実際だから仕事やる気出なかったり、やめちゃったり、病んじゃったりする人が多いわけで、そこやっぱり大事だと思うんですよ。仕事についてのスキルだけつけてくと、つまずくと思うんですよ。銃の腕だけひたすら磨いて銃の腕は一流になったけど、ふとあれ?なんのために働いてるんだっけ?ってなる気がするんですよ。仕事って考え方しだいでもっとたのしいものになると思うんですよ。
プライベートを充実するのも大事ですが、だいたい一日の大半が会社で過ごすわけで、この大半の時間がつらいとか死んじゃうと思うんですよ。それならニートの働いたら負けだと思うってわりと筋が通った話になっちゃうと思うんですよ。逆にその大半の時間が快適でたのしかったら、人生だいたいたのしくなると思うんですよ。なので会社でなかなか学ばない仕事の考え方を伝えていけたらなと思っています。いや、そもそも読んでくれる人いるのかってところはあるんですが、ある程度たまってったら知りたがってる後輩いたら紹介するのにいいかなと。そんな感じででわでわ。

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