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スムーズな会話

こんにちは!野神タカマです

今回は前回の自我状態を元に対話分析の説明をしていきたいと思います

これが分かると
どうすればスムーズな会話が出来るのかが分かるようになります


それではまず自我状態の確認で
自我状態には5つの種類があり

1つ目は「CP」父親の様に厳しい自我

2つ目は「NP」母親の様な優しい自我

3つ目は「A」大人の様な合理的な自我

4つ目は「FC」男の子の様な自由な自我

5つ目は「AC」女の子の様な協調的な自我

がありました


今回の対話分析では、この5つの自我状態を3種類に分けて使います

1種類目は「CP」と「NP」を合わせて【P(Parent)】にします

2種類目は【A】をそのまま使います

3種類目は「FC」と「AC」を合わせて【C(Child)】にして考えます


そして対話分析でいうスムーズな会話というのは

相手と自分とで同じ自我状態で会話する事をいいます

文字で表すと
P⇌P A⇌A C⇌C
となります

A⇌Aの会話は、
何か問題が起きて同僚同士で話し合っている所をイメージしてください

「この問題を解決するにはこうした方がいいかな?」

「それよりもこっちの方法が良いんじゃない?」

「なるほど、その方がいいね」


このように論理的で感情に振り回されない交流が「A⇌A」の交流です

こういう交流を相補的交流と言われています


例えば自分が同僚の人にA で話しかけて
Aの自我状態で帰ってくると思ったら
Pの自我状態が返ってきたりすると、自分は良い気持ちにはなりません

先程と同じシチュエーションで会話を再現すると

「この問題を解決するにはこうした方がいいかな?」

「そんな方法じゃ解決出来る訳ないだろ?この方法の方が良い」

「・・・」


このように同じ自我状態で交流することを
交叉(こうさ)的交流と言います


相補的交流以外の交流の仕方だとギクシャクした会話になりやすいので

相補的交流を意識して会話するとスムーズに会話が出来るようになります

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