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伝統産業・伝統文化と地域

日本には伝統産業や伝統文化が多く存在しています。
しかし近年ではこれらの産業や文化が衰退の傾向にある事はご存知でしょうか。
今回はこの事と、地域について交えながら書いていこうと思います。


衰退の要因

伝統産業や伝統文化が衰退しているのは担い手不足が挙げられます。
担い手とはその産業や文化を支える人ですが、この担い手が少なくなっています。

担い手不足は人口減少が大きく影響しています。
さらに若者が都心部へと流出してしまっている事も相まって担い手不足に拍車がかかっています。

伝統が無くなってしまう可能性

日本の各地にある伝統が担い手不足により無くなってしまう可能性があります。

少し話が逸れてしまいますが、祭りも少なくなっています。
その背景には祭りでの太鼓や音頭の音がうるさいという苦情が増えて来ているからだそうです。
対策としてイヤホンを付けて音を最小限に減らすなどとしている所もありますが、イヤホンの支給をする事も痛い出費であるでしょう。

本題に戻りますが、伝統が無くなってしまう事の背景にもう一つ地域コミュニティの希薄化もあるでしょう。
地域コミュニティが希薄化してしまえば、地域に対する愛情なども薄れ、伝統そのものへの関心が無くなってしまいます。

これらの理由により伝統産業・伝統文化が無くなってしまう可能性が高まってしまっています。

既に伝統産業や伝統文化が無くなってしまったものもあるでしょう。
しかしこれからも無くなってしまう可能性があるので、いかにして担い手を育成するか、地域コミュニティを活性化させるのかが、今後の問題となるでしょう。

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