#184 「顧客は正論を求めていない、裏技や近道を求めている」
あなたはこんな経験ありますか?
「会社に行きたくないならフリーランスになろう」
「年収1000万円稼ぎたいなら会社員ではなく起業しよう」
「習慣化がすべてを制する」
「筋トレをすれば体調も考え方も良くなる」
というような内容を読んで、言ってることは分かる。
けれども、
「もっと良い方法ないかなぁ」
と思ってしまう。
これをすればこうなると分かってはいるけど、それよりも良い方法があるのではないか……と思ってしまうのが人間の性です。
そこで、今回は「顧客は正論を求めていない、裏技や近道を求めている」についてお話をしたいと思います。
「正論を求めていない」理由とは
今回のタイトルにある「正論を求めていない」とはどういうことか。
ダイエットを例にあげると、
ということは理解できますし、正論です。
ですが、お客様に
と言っても、恐らくなびいてくれません。
なぜなら、正論だから。
みんな頭の中では分かっています。
でも、それでも何とかしたい。
だから世の中には、
好きなものを何でも食べて良い
寝転がって週に2回だけ〇〇すれば良い
食べる量を変えなくても痩せる
などといったフレーズで溢れているのです。
一見「本当か?」と疑問を抱いてしまうフレーズですが、内容次第では決して嘘にはならないのです。
例えば
というように伝えてあげると、嘘は言っていないことになります。
「チョコレートや炭水化物は減らしてください」
これは正論ではありますが、そのように伝えると
「好きなものを辞めずにダイエットしたいのに。。。」
と思われるだけなので、
正論だけを伝えても相手に不快感を与えるだけなのです。
正論だけでは解決できない
話を戻すと
「運動せずにカロリーの高いものばかり食べていると太る」
「スキルを身につけたら稼げるようになれる」
のように、
という正論はみんな分かっているはずです。
ビジネスにおいても正論を言うと「ターゲットが求めているものを作ったら終了」だと言えます。
ターゲットの求めているものや、求めていることを作ったら終わり。
過去のnoteでも人の悩みは緊急性と必要性だとお伝えしています。
ということは、緊急性と必要性を目の前にして
とお客様に出せば基本的に「買わせてください!」となる。
この考えは正論です。正論ですが、単純に目の前に出して売れるかと言ったらそうでもありません。
セールス方法や販売フローというように、
という状況に至るまでは、一筋縄ではいかないのです。
求められているのは裏技・必殺技・近道・攻略法
先ほどは、ビジネスにおいて
と言われたら、そりゃそうだよねという話をしました。
だからこそ
Instagram3秒集客
理想のお客さんが来る3STEP
ブログでこういう書き方をすると○○PVとれる
というような裏技や近道が求められているのです。
もちろん全員が全員そういうフレーズになびくということはありませんし、興味がないと思う人もいるかもしれません。
しかしターゲットとしているお客様に響くフレーズを作ろうとすると、裏技や必殺技・近道・攻略法というのを使わざるを得ません。
冒頭でお伝えしたダイエットの例も、食べる量を減らして動く量を増やす。と言っても、そりゃそうだと思われるだけ。
でも必殺技を使い
と言うことで
「なんだろう?」
「本当なのかな?」
と興味を持ってもらえるわけです。
専門家ほど正論を言いがち
「正論ばかり言う人とあまり言わない人」
上手に売れる人となかなか売れにくい人の違いはここにもあります。
特に、専門家ほど正論を言いがちです。
大学の教授や病院の先生、教授レベルの専門家が正論を言っているのをイメージできるのではないでしょうか。
正論を述べることを真っ向から否定するわけでもありませんし、真面目がダメだという話ではありません。
ただ、私たちのようにビジネスをしている人であれば
と言えます。
そもそもサービスが悪いのではありません。
人は必殺技や裏技を言っている人に流れていってしまうものです。
内容の良し悪しはともかく、タイトルやキャッチフレーズで裏技を言っている人たちに流れていってしまうのが現実。
私たちがいくら正論を言ったところで、そちらに流れていってしまう人たちは戻ってこないわけです。
そのため、このnoteを読んでいただいた後に何をしてほしいかというと、あなたが商品を売るときや情報発信も含めて
正論だけを言っていないか?
確認してほしいのです。
自分自身の思いも伝える
ここまでお伝えしてきたように
「たった○○をするだけで~」
「○○をしなくても~」
という裏技的なフレーズを活用して、相手に「えっ!?」と思われるようなことを言える部分がないか探す。
というのは、相手に自分のサービスを知ってもらう上で重要なポイントです。
私は今まで法人や個人にコンサルティングをしてきましたが、コンセプトをつくるときは、
できるかを割り出します。
もちろん、コンセプトは一緒に作っていく必要があるので丸投げすることはありません。
今回の記事では
ということを理解していただきたいです。
補足すると、
必殺技の名前を「○○メソッド」と打ち出す
来たお客様に対してセミナーなどで内容をしっかりと伝える
最後は自分の持論や正論を伝える
このようにはじめは必殺技や裏技でお客様に興味を持ってもらい、
興味をもってくれた人に対して、内容を伝えます。
しかし、内容が薄いと再現性のないものになってしまうため
クレームが発生してしまいます。
実際はそういった内容の薄いサービスがまかり通っている世の中でもあります。
誰という話ではないですが、「こういうタイトルだったのに内容は違っていた」というのは、よく聞く話です。
そのため、しっかりと内容のあるサービスか。
自分の持論や正論、思いはあるか。
を振り返ってみましょう。
順序を追って伝えていこう!
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お客様から
「このサービスに出会えて良かった」
「購入して良かった」
と思ってもらうためにも、
必殺技を使ってサービスを知ってもらい、サービスの内容や真の原因を伝える。
「これをやらないとこういう風になっていかないんだよ」
という真の原因をしっかりと伝えるということです。
これがあなたの役割だということを認識していただければと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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