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#274 「『起業したい!』というパートナーに言ってはいけないフレーズ」

ちょうど10年前、私は勤めていた会社を辞めて起業しました。


当時は自分が独立するとは思ってもみなかったです。


パートナーである奥さんもそう思っていたはず。


サラリーマン時代、黙って働いていれば一軒家や乗りたい車が買えるほど安定していました。


しかし、起業するという道を選んだ。


その結果、奥さんには色々と迷惑をかけました。


それを踏まえて、起業するときに「これは言ってほしくなかった!」というフレーズが1つだけあります。


ということで、今回は「『起業したい!』というパートナーに言ってはいけないフレーズ」についてお話をします。

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言ってはいけないフレーズは何か

私は2011年の3.11に震災があった翌年、2012年に会社を辞めて起業しました。


結果からいうと2年弱で資金横領に合い、多くの方に迷惑をかけ、奥さんにも辛い思いをさせてしまいました。



……余談ですが、私が奥さんと知り合ったのは17歳の頃。

もう25年以上の付き合いになりますが、結婚した当時の私は会社員で、イメージしていたのは “普通の家庭”


ただ3.11を経験してその後に出会った人のご縁や色々な経験があり、最終的に会社を辞めて起業の道を選びました。


私は起業するまでに色々と悩みましたが、この記事を読んでいるあなた自身・もしくはパートナーも働き方について考えたこともあるいでしょう。


とくにコロナが流行ってから会社員のまま、サラリーマンのままでいいのかと考えるようになった人は多いはず。


だからこそ、この記事を読んでいるのでしょう。


色々と考えた結果、パートナーが起業したいと言ったとします。


そのとき“言ってはいけないフレーズ” が1つあります。


それは何だと思いますか。


考えてみてください。



グサッと刺さった言葉


言ってはいけないフレーズ。


それは何か。


「それって儲かるの?」


というフレーズです。



私の中ではグサッと刺さったままです。


儲かるのか儲からないのかという話も、もちろんあります。

ですが自分としてはこれがやりたいと思っていて、かつ成功するという前提のもとに色々と考えた結果が起業だったわけです。


当たり前ですが、失敗を前提に起業はしません。
ある程度上手くいくだろうという仮説のもとに進めます。

自分の人生をかけて起業するというとき、パートナーに相談したとします。


パートナーの理解があれば話は早いのですが、私のようにサラリーマンだった人は奥さんも不安になるのはすごくわかります。


この記事を読んでいる人は儲かるのかと言わないと思いますが、このnoteを読んでいるターゲットは私の奥さんのような人。

ですが私の奥さんはこのnoteを読むこともないでしょうし、あなたが読んでほしいと思う人にもこの記事は届かないかもしれません。

けれども、もしこのようなフレーズが降ってきたとき、どのように対応したらいいのか。


「それって儲かるの?」というフレーズはパートナーに言ってはいけないのはもちろん、もし言われた場合は正直に「分からない」と言った方がいいでしょう。


当時の私はその質問に対して絶対大丈夫だと太鼓判を押したわけです。


そしたら大丈夫ではなかった。


奥さんにもすごく苦しい思いをさせて、不安な生活をさせてしまった。


ということを考えると、そのフレーズをパートナーに言われた場合は等身大の自分で話をする。


そして、あなたの力を貸してほしいと素直に言えるかどうかがポイントです。



パートナーに力を貸してほしいと言えるか


私の場合は、自分だけが稼いで自分が家庭を守っている。

という間違った考えがありました。


しかし、奥さんが毎朝料理を作ってくれたり家庭を維持してくれたりするおかげで自分の働ける環境があるのです。


一見当たり前の生活を送っているけれども、

  • 起業したい

  • こういうことがやりたい

  • 夢を叶えたい

ということは、パートナーがいるおかげで実現できます。


一人で起業に向けて準備を進めていくということもできますが、私から言えることはパートナーの存在は大きいということ。


そのため、私のように絶対大丈夫と言うのではなく不安であればそのことを正直に伝える


ありきたりな言葉ですが、人生一度きりだと考えるとチャレンジしたい。


浅はかな考えではない。


正直上手くいくか分からない。


だから君の力を貸してほしい。


と素直に言えることが大切。


二人三脚でやっていくというのは重要なことで、

当然そこから色んな選択肢が出てきてパートナーの理解が得られないこともある。

そのときには新しい選択肢が出てくるのです。



パートナーの意見に流されない


起業しようと考えているけど、パートナーにダメと言われたから辞めておこう。

というのは、すごくもったいない話です。



起業とは別の話になりますが、私は最近ペットを飼おうと思っていました。

そのペットは何かというとモモンガ。


小動物を育ててみようかなと思い、ペットを初めて飼うことにしました。

ただそれを奥さんに相談したとき、頭ごなしに絶対ダメ。

理由を聞いても、無理の一点張りだったのです。


その理由は

「自分の身の回りの整理整頓ができていないのに動物を飼うなんて、もっと世話できなくなる。時間がなくなるでしょ」

ということでした。


もっともな意見だと思いましたが、よく考えてみると

「自分の整理整頓ができないから動物を飼ってはいけない」

という理由に疑問が残りました。


奥さんに反対されたのですが、最終的に私がどうしたかというとモモンガを入れるためのゲージを買いました。


少しずつ準備を進めてモモンガを飼える状態にしたのです。


この話の着地点というのは動物を飼う飼わないというのを、奥さんの許可という判断基準にしていたわけです。


奥さんがYESと言ったものはYES。

奥さんがNOと言ったものはNO。

これは今思えば危険です。


自分が

  • 何冊も本を読んだ

  • 色んな人に聞いた

  • 今まで自分の学びや経験、知識ノウハウから総合的に判断した

その結果、今はこれだという結果になった。


安易にモモンガが可愛いから飼いたいというのではなく、子どもたちに動物の大切さや生き物と触れ合うことで何かを学んでほしかった。


私としては教育の一環としてモモンガを飼いたいと思ったのです。


学習塾に通う、習い事をするとかそういうことではなくて命に触れるという体験をしてほしいと考えた。


そのような考えがあるのに、奥さんを通してしまうと、NOと言われる。


NOと言われたから諦めよう、となるのは私としては我慢ならなかったわけです。


先ほどは奥さんと25年の付き合いだと言いましたが、今までは奥さんの判断基準で私は生きてきました。


奥さんのことを悪く言うつもりはありません。


ですが、その判断基準で生きているということは私は奥さんの意見がすべてになっていました。


今更ながら自分の考えで生きていないということにようやく気付きました。


そうならないためにも、判断基準を自分の中で持って話し合いをしていくのが重要。


モモンガの件は、トリガーだったのです。

今までだと奥さんに反対されたから飼わないという結果になっていましたが、この件だけは曲げられなかったのです。



相手を尊重する

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話を戻します。


これを読んでいる皆さんが起業したいと思ったときに、パートナーから

  • ダメだよ

  • 辞めなよ

と言われたとします。


そのときに、相手が納得できる案を用意できるかが求められます。


パートナーに辞めておきなと言われて、一日二日寝てみてもう一度考えてみる。

そのときにやっぱりやってみたい。こういうことをしてみたい。

という気持ちを大事にした方が良いです。


そしてパートナーに

  • 何度考えても自分はそこに行きついてしまう

  • 手伝ってほしい

  • 力を貸してほしい

ということを話してみます。


頭ごなしに否定されたり、何を言っても聞いてくれないときはこのパートナーといていいのか考えるのも一つの手です。


安易に離婚しましょうとか、別れましょうという話ではありません。

パートナーの判断で人生を歩んでしまうのではないか、ということです。


もちろん、パートナーに歩み寄った人生もあります。


でも自分が全うしたいという使命を感じているときに、こういうことをやりたいという気持ちをパートナーの判断基準で押しつぶしてしまうというのはもったいない。


起業を通して世の中にサービスを提供していくというのは素晴らしいことです。


私は自分が上手くいっているとは思ってません。


起業してから十数年近く経っていますが、常に自分自身が世の中に貢献出来ているかと自問自答しています。


この記事を読んでいただいた方は起業したい、あるいは起業して時間が経っている方かもしれません。


パートナーには今回紹介したフレーズを言わないようにしてください。


あなたにはあなたの人生があり、パートナーにはパートナーの人生があります。


それを踏まえてお互いの意見を尊重しながら話をすると良いでしょう。


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