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【5つの技術】 感想:『ハーバード流 幸せになる技術』 悠木 そのま

まとめ

私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
幸せの5つの要素は次のとおり。
1.成功:心理的成功
2.お金:経験を買おう
3.キャリア:ソウルワーク
4.目標:報酬がなくてもやりたいこと
5.行動習慣:感謝、人に親切にする

ということです。

本を読んだ動機

 お金と幸せについて考えていた延長です。幸せになることが「技術」なのだとすれば習得すればいいだけです。もし習得できたら他の人にも応用できそうです。
 ちなみに私の幸せになる技術は「幸せの閾値を下げる」ことです。閾値(いきち)とは、ある現象や変化が起こるために必要な基準や限界値のことです。幸せに閾値を下げることは、幸せの感度を上げることと恐らく同じです。閾値っていうと医学っぽいので好んで使っているだけです。
 さて、この本ではどんなことが書いているでしょうか。

感想

 幸せになる技術は5つの要素から成るそうです。それは成功、お金、キャリア、目標、行動習慣の技術です。つい、経済的あるいは物質的豊かさに目が行きがちですが、

人々は、自分を幸せにするものが何かを、思いのほか頻繁に見誤る

ハーバード流 幸せになる技術

のだそうです。これはハーバード大学の元学長デレック・ホッグ氏の言葉です。最近私はこの意味を少しずつ理解してきました。非地位財がヒントです。SNSを見ていると思うのは、経済的や物質的な豊かさを開示している人が結構多いことです。ついそれに引っ張られそうになりますが、自分にとって大切なものを考えないといけません。なるべく地位を誇示するための物にはお金を使いたくないなというのが最近の私の考えです。本書でもそれを

地位や富から得られる幸せは一時的かつ相対的なもので、他人と自分の地位や富を比較して一喜一憂するのは無益である

ハーバード流 幸せになる技術

と述べています。そうそう、私はそれが言いたかったのですよ。なので自分の基準「内的基準」に従って行動していくのです。

 では何にお金を使うか。本書では

経験を買う

ハーバード流 幸せになる技術

と書かれています。私も経験にお金を使いたい。経験に投じたお金は、すぐにその場でリターンをくれます。それだけではなく、後々になって「思い出配当」まで。もらえますよ。お得!

 成功やキャリアはどう考えたらいいのでしょうか。
 この本でも成功は心理的成功だと言われています。これは成功を自分で定義することです。心理的成功は別の本でも言われていますね。他人と比較した相対評価ではなくて、成功の基準を自分で定めた方が幸せそうですよね。
 キャリアのキーワードとしてソウルワーク、魂が喜ぶ仕事だと紹介されていますが、正直そこまで思える仕事に従事できる人は多くないんじゃないかと思っています。でも自分の仕事が好きならそれで十分かなと。私は今の仕事好きですよ。
 
 では4つめの目標は?目標は持続可能な幸せに必要なんですって。ヒントは報酬がなくてもやりたいこと。そして言語化。私は最近自分のノートに目標を書いたりしています。またnoteでも目標を言葉にすることもあります。確かに目標を明確にするとやるべきことが見えるきがします。やるべきことに向かっている状態は確かに心地いい。それが幸せな状態なのかもしれませんね。

 最後の行動習慣のキーワードは感謝や他人に親切にすること。

 ではこれらの要素を自分に落とし込むなら?心理的成功は、現状うまくいってると思っています。お金で経験を買うなら旅行に使いたいです。キャリアについては医者の仕事は割と好き、さらに本まで書けていて現状不満はありません。目標は何でしょうね。本を書いている理由を考えたら、誰かが何かを知る手助けをするのが目標なのかなぁと思いました。最後に行動習慣ですが、これは日々の心がけから。

おわりに

よし、幸せになる技術を習得する準備ができた気がします!
あとは実践ですね!

読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木


基本情報

リンク:ハーバード流 幸せになる技術
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年6月20日
備考:読書ノート11冊目



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