【大切なのは人】 感想:『日本でいちばん大切にしたい会社』 坂本 光司
まとめ
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
会社の本だけど大事なのは会社ではなく人。
あたたかい人間の話だから心を動かされる本なんだ。
ということです。
本を読んだ動機
この本も何か別の本で推薦されていました。
会社かー、私は勤めたことないからな。存在自体はもちろん知っていて、身近な気もしますが、実は一介の勤務医からすれば遠い世界です。どんな会社があるのかな?と興味本位で読んでみました。
感想
会社が大事にすべき順序を著者は次にように述べています。
1.社員とその家族
2.外注先、下請け企業の社員
3.顧客
4.地域社会
5.自然に生まれる株主
これを見たときにいいなぁと思いました。こういう考え方の職場で働きたいものです。利用する側だって、従業員が楽しそうにしているところに行きたくなります。楽しく仕事をしている人が提供する商品やサービスが悪いはずがないと思ってしまいます。
人を大事にしない職場は本当ちょっとね。。かつて働いていた病院でもそういう病院はありましたが。。。今は大事にされていると思っているので幸せに働かせてもらっています。ありがたいことです。
さて、この本では5つの会社がとりあげられています。どうやら人気シリーズのようで、現時点で8巻も出版されています。読むとなるほどな、そりゃ人気シリーズになるなと思いました。
であるとして、知的障害者を広くに雇用している会社や、
などと言う社長さんもいたりして。
この本に登場する人たちは、会社という形をつかって優しい世界を形成しています。人の幸福を第一に考えている人間の集団だと思いました。ですから、この本は会社紹介の本ではありますが、その実はあたたかい人間の話だから読む人の心を動かし、人気シリーズになっているのだと思います。
ついうっかり、この本で紹介されていた三方六というお菓子を買ってしまいました。おいしかった。
おわりに
ごめんなさい、私は会社って何かつらそうな組織だと思っていました。
素敵な会社がたくさんあるんですね。
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木
基本情報
リンク:日本でいちばん大切にしたい会社
入手場所:図書館
読み始めた日:2024年6月19日
備考:読書ノート11冊目