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社内で評価されにくい人の特徴

同じ会社で10年以上働いていると
いろんな人との出会いがあります。

いち社員、同じ立場ですが、
この人は評価されてそう…
この人は評価されてなさそう…
ということがなんとなくわかってきます。
(自分のことは棚に上げておく…)


できそうな雰囲気あっても評価されない…
そんな人には共通点がありました。

それが…
「この上長でこれをやったら評価下がるのに…」
をやってしまっているということ。

評価はされたいけど、
あまりそれを意識していなさそう、
という気づきがあったので
実例を交えながら紹介します。

上長の違いによるギャップ

ぼくは営業として働いていて、
定期的な転勤があります。
基本的には全国転勤。

周りもそんな人たちなので、
社内でもいろんな人との出会いがあります。

そんな社内の先輩で、
上長の違いによる評価のギャップに
苦しんでた人がいました。

ざわつく営業所

異動の時期になると社内がざわつきはじめて、
誰が転勤になるんだろう?
というアンテナが立ちはじめます。
そしていざ発表されると、
どんな人なのか知り合いを通した調査がはじまります。

(なんだか昔ながらの日本企業って感じですね…
 書いてて気付きました)

で、どんな調査かというと…
例えば同じ営業所に同期がいる場合は、
その同期に連絡を取って探りを入れる…
そうやって事前情報を入手しておいて
その人の営業所の役割やら立場やらを想定しておく
こんなことがあります。

前置きが長くなりましたが、
ギャップに苦しんだという先輩は、
まさにその探りの段階では
前評判は高く優秀な人
と言われていいました。

ギャップに苦しむ先輩

ところがいざ働いていくと、
前評判とのギャップを感じざるを得ない状態になりました。

ぼく個人の感想というわけではなく、
上長が困り果てて、ぼくが相談を受けていました…

実際に一見、優秀そうな雰囲気で、
仕事ができる感があったので、
評判通りの人なのかな、と思っていましたが、
その時の上長とはまるで合わない。

例えば
当時の上長はできるだけミスを少なくリスクを少なく…リスクマネジメントを重要視するような上司でした。
そして社内のアピールを重視するような人。

(上長の良い悪いは置いておきます)

そんな上長なので、
・精算ミスや精算の遅さ
 (会社から目をつけられやすいもの)

・事前相談の少なさ事後報告
 (リスクマネジメントができない)

・提出資料の漏れや遅れ


をかなり気にします。

そしてその先輩はそれがとても苦手でした。

折に触れて注意されていましたが、直る気配がない。


直すのが大変なわけでもないのに、
なんでそこを改善しないんだろうと不思議でした。

関係を築こうとする先輩

そんな注意を気にせずなのか、
気にしてなのか…

上長家族との交流をもちたがり、
上長を踏まえたメンバー数人を誘って
ホームパーティーなども開催していました。


もちろんプライベートなので、
それがどうこうという話ではありませんが…
その先輩の上昇志向の強さを考えると、
なんとか馴染もう、上長との関係を作りたい
と思っていたのかもしれません。

ただその時の上長は、
そこを重視してはいませんでした。

それよりも違うポイントを重視していて、
仕事は仕事、
プライベートの関係はプライベートと割り切っていた…

そんなホームパーティーを数回開催するも、
仕事で注意されたポイントはあまり改善しないまま…

上長の転勤

結局、当時の上長の
重要視するポイントをおさえることなく、
その上長が先に転勤になり、別の上長になることに。

その後、その先輩は
「あの人のときは冷遇されてた…」
とつぶやいていました。

そう見えるんだ…と驚きました。
人によって見え方が違うという衝撃を受けた出来事。

まとめ

具体例を交えて評価されにくい人について
紹介してみました。

上長の評価ポイント
(それが良い悪いは置いておいて…)
を認識していないと、
他の部分に力を入れても意味がない
ということがよくわかる経験でした。

会社員である以上、
上長から評価を受けることになります。

変に目をつけられず、
働きやすい環境を作るためにも
そこを押さえておくことは重要。

個人的には
複業のしやすさにもつながる大事なところなので、
最低限の評価ポイントは
意識しておきたいと思ってます。


ぼく自身は反面教師として
非常に勉強になったことでした。

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