【新感覚・リアル青春物語】 Nifu 〜予告編〜
不登校と聞くと、どんなことを思いますか。
クラスに一人、ちょっと変わった人がいませんか。
そんな人達を、いつもどう思っていますか。
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眩しい朝日が僕の足元を輝かす。
「いい加減早く起きなさい!もう8時よ!」
母は僕に飽き飽きしながら起こす。
はぁ。。
今日も学校に行けなかった。
目の前に学校があるっていうのに。
僕のマンションの隣が僕の通う中学校。
僕は学校に3ヶ月行けていない、
いわゆる不登校ってやつだ。
なぜかは分からない。なぜか学校に行けないのだ。
「ダラダラしない!シャキッとして、はいベランダ走って!」
母はスパルタだ。昭和が抜けてない。
もちろん、不登校なんて許してくれない。
たまに反抗するけど、
「休ませてることぐらい感謝しなさい」と。
チリン♬
メールの着信音がなる。
ケイピーから。
電話がしたいということだった。
プルルルルルルルル
ガチャ
)もしもし?
もしもし。どうしたの急に?
)ちょっと相談があるんだ。
突然でびっくりした。
ケイピーが相談とか珍しい。
不登校になってから初めての親友との会話だった。
)電話で話すのもあれだしさ。いつもんとこ集合でいい?
え?外に出るの・・
)俺の相談ぐらい聞いてよ〜通信料ももったいないし。
僕は、母に散歩に行くと嘘をついて
いつもんとこ、公園の裏のベンチに行った。
ケイピーが待っていた。
彼が言う一言目に僕は驚いた。
「俺、不登校になるわ。」
昨日、ケイピーはうつ病と診断された。
学校に行くのが毎日辛くて、
母に相談したところ、うつが発症。
今日、学校に報告して、学校にしばらく行かないと言う。
そこで僕が提案した。
12/26 第一話公開
全五話に渡る感動物語
二人の不登校中学生がタッグを組み、それぞれ違う目標へと歩んでゆく、
新感覚・リアル青春ストーリーです。
毎週月曜日に、無料でnoteに投稿します。
是非、お読みください。
※第四話・最終話は先行配信があります。
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