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私の「好き」は「過去を見える化」する

最近アナログレコードにハマっている。

といっても高級なオーディオや高音質盤を集めているわけではない。

一体型のプレイヤーに、1000円くらいの盤を集めて楽しんでいる。

別に贅沢なものを集めているわけではないのだが、これが楽しい。

その理由を考えてみたら、こういったものを集めるのは自分の「好き」を可視化=見える化してくれるからだと気づいた。

音楽を楽しむのに「モノ」は必要ない。

スマホ、ネットさえあればどこでも楽しむことができる。

それでもあえて、面倒な「モノ」にこだわるのはそれが私の「好き」を「見える化」しているからだ。

楽しむのに物体は必ずしも必要ないけれど、生きていくのには支えが必要だ。

だから私たちは「モノ」と生きているのかもしれない。


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