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商品販売ページ・セールスレターを書く時の大事な決め事

コンテンツを売るためのページだったり、セミナーの募集ページだったり、月額制サービスの参加申し込みページだったりといった直接的に商品を売るためのページをセールスレターって呼ぶことが多いですよね。

このセールスレターを自社、もしくは自身で書くことができるようになったら非常にコスパよくビジネスを回していくことができます。

それこそ一人でビジネスを回していらっしゃる方にとって、セールスレターを自作できるというのは非常に有利です。

実際制作してもらうとなれば、数十万〜数百万円単位のお金を請求されることもあるはずです。

しかもちょっと変更したいと思ったら数万円かかるのが当たり前です。

そういうコストを減らす上でペライチやwix、WordPressのテーマなどがどんどん出てきています。本当に素晴らしい流れですよね。

そういうハード面(?)での障壁は下がったとしても、ソフト面、つまりセールスレターの中身はどうやって作ればいいのかがわからない、要は文章の書き方わかんないし文章書くのがしんどいって方が多いと思います。

でもちょっとしたポイントを押さえれば誰でもセールスレターの文章を書くことができるのです。

そのポイントは以下の5つです。

1.ターゲットは誰?どんなことに悩んでて、何を望んでる?

2.商品を手に入れるとどんなことができるようになる?

3.その商品を手に入れるべき理由は?

4.実際にどういう商品なの?

5.なぜこの商品を作ったの?どういう経緯で作ったの?

1つずつ紹介していきます。

1.ターゲットは誰?どんなことに悩んでて、何を望んでる?

セールスレターや販売ページというのは、ネット上に設置する自動販売機。

ちゃんとターゲットを考えて、どこに置くのか、どんなものを売るのかを考えないと全然売れない自動販売機になってしまいます。

例えば、スキー場に近いホテルや民宿にカップラーメンの自動販売機ってよくありますよね。(僕はよく見たことがあります・・・)あのカップラーメンの自動販売機があるのは、若い男の子が夜中にお腹を空かせて買うことを想定しているからだと思うんですよね。

また、ファミリー向けのホテルにはアイスクリームの自動販売機がよく置いてありますし、ビジネスホテルにはあのカードの自動販売機やアルコールの自動販売機がありますよね。

このようにターゲットに合わせて売る商品を変えているのです。

セールスレターも同じです。誰に向けて商品を売るのか?というのはすごく大事なこと。

「誰に」というのは、どんなことに悩んでいる人なのか、どんなことを望んでいる人なのか、ということです。「誰に」が明確じゃないセールスレターは売れないのです。

例えば、お金がないと悩む人、彼女ができないと悩む人、転職したいと悩む人、髪の毛を増やしたいと望む人、痩せたいと望む人、独立したいと望む人、などなど。

ビジネスの大原則は悩みを解決してあげるか、望みを叶えてあげることです。それを文章で説明するのがセールスレターです。

でも、相手が定まっていない状態では、説明するのが難しいんです。だからまずは誰に向けて商品の魅力を伝えていくのかを明確にしていきましょう。

いろんな人を対象にしたいと思って、1つの自動販売機の中にジュース、コーヒー、アルコール、アイスクリーム、カップラーメン、お菓子、などを詰め込むと怪しい自動販売機になるし、そもそもそんな人の話は聞いてくれないということです。

2.商品を手に入れるとどんなことができるようになる?

誰に向けて商品を売るのか、誰に向けてセールスレターを書くのかが明確になったら、次は商品を使うメリットです。

まずは箇条書きでいいのでザーッとリストアップしてみましょう。

例えばスポーツトレーナー。売っていく商品はパーソナルトレーニング、ターゲットは会社経営者の30代男性だとします。

ここまで決まったら、パーソナルトレーニングを受けることで得られることをリストアップしていくのです。

・スマートな会社経営者になれる

・やる気・モチベーションが今よりも上がって業績が上がる

・社員からの評価や信頼を上げることができる

・セルフイメージが高まり自信が付く

・身体が鍛えられて病気リスクが減りビジネスに専念できる

・慢性的な疲労やストレスが軽減される

など、パーソナルトレーニングを受けることによって得られるものをリストアップしていきます。このリストこそが商品を使うことによって得られるメリットです。ベネフィットとも呼ばれます。

使うことで得られる未来です。どんな悩みが解決できるのか、どんな望みを叶えることができるのか、これを言語化していくことで人は魅力を感じます。

このリストアップした言葉は人を惹き付ける力を持っていますので、ヘッドコピーやサブコピーなどでも使います。

3.その商品を今すぐ手に入れるべき理由は?

商品の魅力を感じたとしても、商品を手に入れるべき理由が明確にないと買うのを後回しにしたりしますよね。

いつでも買えるからとりあえずいいか、とか、まだ在庫たくさんありそうだしとりあえずいいか、とか。

だからこそ商品を今すぐ手に入れるべき理由を書いたほうが人は行動してくれるんです。そもそも人は行動するのが嫌いで面倒なので理由がないと動きません。

よく使われるのは「数量限定」や「期間限定」ですね。あと人が動きやすいのはタイムセールとか。Amazonのセールや楽天のセールでたくさんの人たちが動くのも同じ理由です。

限定性だけではありません。今すぐ買うべき理由として、時間を失ってしまうことを伝えることも大事です。

例えば調理家電。今日から毎日30分の作業を5分に短縮しませんか?みたいな伝え方です。今日から時短できるわけですから、今買うべきだと思いますよね。

1週間考えて結局買うなら早く買って早く時短した方がいい、って思う方も結構多いと思います。

4.実際にどういう商品なの?

セールスレターで必ず書かなきゃいけないのが商品の詳細ですよね。

セミナーとか講座であれば、場所はどこでやるのか、時間は何時から何時なのか、細かい内容はどんなことなのか、持ち物は何が必要か、いくらなのか、講師は誰なのか、などなど。

またコンテンツ商品であれば、動画なのか音声なのかPDFなのか、動画や音声なら再生時間は何分間なのか、PDFなら何ページなのか、細かい内容はどんなことが書いてあるのか、支払い方法はどうなっているのか、などなど。

物販商品であれば、どんな商品なのかをしっかりと説明することが求められます。Amazonや楽天のページなんかもしっかり商品の説明をしています。

それと同様に商品の説明をしていきましょう。

5.なぜこの商品を作ったの?どういう経緯で作ったの?

悩んでいるお客さんに後押しするのが制作ストーリーです。

私達は人のストーリーがすごく好きで、ストーリーを真剣に聞けば聞くほど好きになりやすいんですよね。

僕も人のストーリー、生い立ちとか苦労話を聞くのが大好きです。テレビでそういったドキュメンタリーを見るとつい見ちゃいます。

で、そういうドキュメンタリーを見ると、一気に好きになるんですよね。

それこそ某有名番組で取材されていたパン屋さんのストーリーを見て惹かれてわざわざそのパンを買うためだけに電車で30分ほどかけて買いに行ったこともあるほどです。

だからこそ、最後にはストーリーを掲載しましょう。

なぜこの商品を作ったのか、どういう思いで作ったのか、販売するまでにはどんな苦労を乗り越えてきたのか、などなど。

嘘は書かず、自分の思いを文章に乗せてみましょう。多少わかりにくくてもそういう思いはちゃんと伝わるものです。

セールスレターが自分で書けると非常にコスパ良い

これは常々感じます。セールスレターやホームページなどは簡単に作れる時代ですけど、肝心の中身を書ける人はまだまだ少ないです。

だからこそライターと呼ばれる方たちがいるわけですけど、そういった方たちに頼らずとも自分である程度書けるようになれば非常にコスパがいいです。

それこそデジタルコンテンツを作って自分でセールスレターを書いて売ることができれば、原価0円です。売上=利益です。仕入れも在庫も不良品もないから赤字にならないんです。

コンテンツ作って文章だけで売る、本当に最強ですよね。広告費をかけたとしても利益率は非常に高くなるんです。

そしてセールスレターを書けるということは、他人の代わりに書いてお金をいただくことも可能ですし、売上の3割をもらい続ける、ということも可能です。

文章力は対面の営業力よりも強いと私は思っています。ぜひ、セールスレター書いてみてください。

ではでは!


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