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荒木駿太vs菊地泰智・佐藤響。総理大臣杯出場権を懸けたアミノバイタル5・6位決定戦で白熱した『サガン鳥栖内定者対決』の裏側。

今年8月に行われる総理大臣杯出場権をかけ、関東大学リーグの1部・2部のチームと、都県リーグに所属する大学による予選を突破した8チームが一発勝負のトーナメントで戦い抜くアミノバイタルカップ第10回関東大学サッカートーナメント。

関東に与えられた出場権は6。ベスト4に残った4チームと、準々決勝で敗れた4チームがそれぞれ直接対決し、第5・6代表を決めるレギュレーションだ。

その最後の代表決定戦が同じ関東1部の駒澤大と流通経済大の間で行われた。準々決勝で駒澤大は1部の法政大に敗れ、流通経済大は2部の東京学芸大に破れたことで、この顔合わせとなった。

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流通経済大にはサンフレッチェ広島内定のFW仙波大志と満田誠、浦和レッズ内定のMF安居海渡とDF宮本優太、サガン鳥栖内定のMF菊地泰智と佐藤響、川崎フロンターレ内定のDF佐々木旭と、7人のJリーグ内定選手を揃える。一方の駒澤大はプロ内定選手こそサガン鳥栖内定のFW荒木駿太の1人のみだが、関東1部で2位につけ、さらにJ内定選手も増えそうな実力を持つチーム。

1部の優勝争いを演じる両チームがまさか代表決定戦を戦うとは思わなかったが、この対決はお互いの持ち味が出た好ゲームになった。

ここではこのゲームを『サガン鳥栖内定対決』という定点観測からコラムを描いていきたいと思います。

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