見出し画像

法政大・松井蓮之がこの夏に示す大きな成長。フロンターレ基準、そして世界基準へ。

総理大臣杯関東代表決定戦のアミノバイタルカップ。関東1部で2位につける法政大は決勝で2部の産業能率大に1−1からのPK戦の末に敗れ、準優勝に終わった。

この大会で法政大のボランチ・松井蓮之は随所に質の高いプレーを見せた。

画像1

この大会を通じて彼が見せた大きな成長の後は、ビルドアップの際の持ち出しとアタッキングエリアへの侵入の頻度とバリエーションだ。


これまでの松井はボールを持つと、素早く周囲につなぐ球離れの速い選手だった。一方でパスの精度は高いのだが、バックパスや横パスの本数が必要以上に多かったのも印象的だった。

※本文、写真の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます

※単発での購入も可能ですが、月刊で「安藤隆人の取材ノートとカメラから紡ぎ出す物語 」を定期購読していただくほうがお得です。


ここから先は

2,881字 / 4画像

¥ 300

これまで22年間、全国各地、世界各国を飛び回ってきました。今後もそうした活動を継続したいと思っております。もしサポートを頂ければ、これからの更なる活発な取材活動に活かしていきたいと思います!よりディープな話題、選手の本音を引き出し、有意義なコラムと写真を出して行きたいと思います。