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【保存版】野球のボークとは?種類・判定基準・最新情報を完全解説! Part①
概要
定義
BALK「ボーク」──塁上に走者がいるときの、投手の反則行為である。その場合には、全走者に各1個の進塁を許す。
歴史
ボークのルールが制定されたのは、1898年のことでした。初めにできたルールは、投手は「踏み出した方向にボールを投げなければいけない」というもの。その後、ベースボールというスポーツが成熟していく過程で、ボークのルールが追加・改変されてきました。主なものは以下の通り。
1898年
「ボーク」ルール誕生
1899年
牽制の”ふり” を禁止する
1950年
走者がいるときは「投球する前に1秒間の静止」が必要となる
1963年
ナショナル・リーグがボークの適用を周知徹底。最初の20試合で20ボークが記録される。
1988年(「"Year of the Balk"=ボークの年」と呼ばれる)
ボークの判定が全体で一貫性を持っていなかったことから、ルールブックでの
「complete stop(完全な静止)」
の表記を、具体的に
「single complete and discernible stop, with both feet on the ground(両足が地面についた状態で、一つの完全かつ識別可能な静止)」
に変更。すると、この年のボークの数はなんと924。後にも先にもボークが1シーズンにこれだけコールされたのはこのシーズンだけです(それ以降で1シーズンに200を超えたシーズンはありません)。
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現在のルール
公認野球規則第6章「反則行為」の6.02「投手の反則行為」a項にボークのルールが全部で13項目記載されています。
この項のほかにも「ボーク」という表記がルールブックで何度か登場しますが、そのうち1箇所にこの13項目で説明されていないボークが存在します。
それではボークについて詳しく見ていきましょう。
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