見出し画像

週刊審判ダイジェスト 第5号(2024年5月21日)


今週のプレイ

基本の4人制メカニクス

このケースでの基本メカニクスは映像にあるように、
三塁塁審:打球を追う(ゴーアウト)
二塁塁審:二・三塁間に移動し、二・三塁戻りのプレイ及び二塁走者のリタッチを担当
一塁塁審:一・二塁間に移動し、打者走者の一塁及び二塁でのプレイを担当
球審:三塁走者のリタッチ及び本塁でのプレイを担当
となります(画像↓)。

得点圏に走者がいて三塁塁審が打球を追うケースですので、これは俗にいう「スライド」です。

ちなみに狭義の「スライド」とは、二塁走者のタッグアップがほぼ確実な場面で三塁塁審がゴーアウトしたときに二塁塁審を先に三塁に動かし、代わりに一塁塁審が二塁走者の二塁でのリタッチを確認することを指します。

問題点

この教科書通りの動きには2つ、大きな問題点があります。

ここから先は

6,571字 / 12画像
この記事のみ ¥ 500
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?