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LIVE LIFE #010 2024年、絶望と楽観の展望について

2024年は、1月1日から激動的な始まりとなった。
私も年始から石川県を義祖母と旅行中、能登半島地震に遭遇致しました。能登半島地震により被害に遭われた方々へお悔やみとお見舞い申し上げます。

能登半島地震、JAL機衝突事故、小倉飲食街火災、秋葉原駅で女性刃物振り回す事件、篠山紀信さん死去、田中角栄邸の火事。
ここまでわずか数日の間に起こるとは、2024年を象徴しているのかもしれない。世界では、相変わらず今も戦争や紛争が続いている。

世界銀行は、2024年の世界経済の成長率は2.4%と、去年と比べて0.2ポイント低くなる見通しを発表した。日本は、1.8%から0.9%に減速すると予測されている。

世界銀行のインダーミット・ギルチーフエコノミストは「経済成長は弱いままで、多くの途上国、特に貧しい国はまひするほどの膨大な債務をかかえ、およそ3人に1人が食料を確保しづらくなっている」と指摘したうえで「政府が投資を加速させ財政政策の枠組みの強化に向けていますぐ行動すべきだ」と警鐘を鳴らしています。

2024年の世界経済 成長率は2.4% 去年より低い見通し 世界銀行

デフレ脱却の重要局面となる日本。物価高、賃上げ、価格転嫁、生産性向上のバランスや精度が問われる年となる。
AIは、2024年も猛烈なスピードで進化する

情報過多や変化が大好きな自分ですら、もうあらゆるスピード感とあらゆる事象が起こりすぎて、思考停止になりそうになる。
もう逃げたい。もう考えたくない。
Xを開けば、様々な意見が飛び交い、次から次へと流れてくるニュースに絶望し、AIの勉強をすればするほど、何をすれば良いのか、何から学べば良いのか途方に暮れる。

確実に、新時代がひしひしと訪れている。
AIが仕事を奪うのではなく、AIに精通した人が仕事を奪う!とNVIDIA社長が話したという。その通りだろう。

こんな時代における2024年の私の所信表明は、Facebookにて既に配信済みではあるが、もう少し絶望と楽観を考察してみる。


様々な会社や人と話をしていて、薄気味悪くちょっとずつ変化していると感じる。しかも、その変化が従来と違い、後戻りができないくらいの変化の道筋を辿っている。もっと大きな変化が顕在化してくれれば良いが、このジワジワと顕在化してくる感じが薄気味悪い。
どう論理を組み立てても、従来型の成長は期待できない。本格的にベーシックインカムの議論をするべき時が来ている。(因みに私は日本ベーシックインカム学会の会員でもある)

みんなで横並びの成長をしていくのは、難しくなる。大谷翔平選手の所得税が、カリフォルニアの納税者下位178万人に相当するということで、米カリフォルニア州が問題視している。
大谷選手への高額報酬は、個人的には妥当と考えているが、それでも富めるものとの差は広がり続ける世界が、本流となる。これは、もう不可逆的な流れだろう。分断や格差の拡大。

若者の絶望に限らず、中高年の絶望も広がり、益々既得権益を守る動きが強まることは、当然と言える。今にしがみつく。それを、誰が責められるだろうか。
更に、年明けの地震による絶望が広がる日本で、2100年後の人口が半減(6300万人/厚労省試算)となった場合、あらゆる経済社会システムが現状維持できなくなり、消滅する自治体が相次ぐと発表した。(人口を8000万人を目指すべきという提言内容)このタイミングでの発表は、正直しんどい。

100年後、私は生きていない。私の子供ですら生きているかギリギリだ。とはいえ、確実に新しい日本の国家像を考える時に来ていることだけは、間違いない。私の知っている日本は、維持できないことが確実とお偉い方々が発表している。

一方で、息子がよく言っている。「AIがなんでもやってくれるなら、もう勉強しなくて良いし、仕事もしなくてもいいんでしょ。。。」(父汗。。。)
確かに、かなり楽観的で素晴らしい。。。(父泣。。。)
が、それは随分先だよ、とちょっと前まで伝えていたが、案外それは早く訪れる未来なのかもしれない。

では、人は勉強もせず、仕事もせず、幸せになれるのだろうか?!
堀江貴文さんも言っている。生きる上でこんなに低コストな時代はない。求めなければ、十分楽しく生きていける時代でもある。

人間の幸せとは何か?!
こんな根源的な質問に対する解を、誰もが真剣に考える時に来ている。
楽観視すれば、これからはとても良い時代なのかもしれない。人の幸せは、お金(経済力)ではない。
しかし、お金を持つことが幸せだ、と喧伝され過ぎている風潮だ。
本当にそうなのだろうか?!

幸せとは、他人が決めるのものではない。
ましてや、お金の過多で決まるものでもない。
幸せかどうかは、結局自分が決めるものでもある。

自分が幸せになることに忠実に生きることが、とても貴重で尊いことである。
個々の幸せを求めることが可能な時代が来たのだ。
こう思えば、ひょっとするととても素晴らしい世界が到来したのかもしれない。

答えは常に風の中。
ボブディランは、随分前から歌っている
私は、今後も「幸せの行方」がどう変化し、進化し続けるのか注視していきたい。
絶望と楽観の狭間が今なんだ。

だから誰もが最低限のお金を手にして、ささやかなる幸せを追い求めることができる時代なんだと思うことにする。
幸せになろう。






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