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パラレルキャリアを目指そう! ~年代別編 ~

おはようございます。
布施です。

本日は、パラレルキャリアについてお話ししていく中で、いくつかご質問を頂きました。その中で気づいたのが、年代別でやることのタスクや意識が、当然ですが微妙に違うと感じます。
そこで、本日はざっくり年代別でのパラレルキャリアへの意識の違いについて、お話ししてみます。
あくまで個人的な意見ですので、少しでも参考になればと思います。
では、いってみましょう。


【20代】
今の20代は、本当に感度が高く、自身のキャリアや投資、未来についても真剣に考えています。少ない給料の中から、NISAやiDeCoを検討し、Fireを目指したり、転職への意識等を含めるとかなり真剣です。
パラレルキャリア志向に関しても、当たり前の感覚を持っています。

一方で、そんな20代に対して、私は敢えて伝えたい。この年代に関して、パラレルキャリアを意識せず、今ある環境の中で、仕事に没頭することをオススメします。20代の真剣さが、30代で大きな違いとなります。
転職すれば良いと思いますし、プライベートも大事ですが、目の前の仕事を120%で取り組む。その胆力や実行力は、必ず後々に生きてきます

20代の体力を侮ってはいけない。

私は偉そうなことは言えませんが、20代の頃、お金もなく、売れない音楽家という仕事を続けていました。20代前半は、音楽とバイトをやっており、典型的な売れないミュージシャンでした。ですが、昼は音楽の仕事、夜はバイトとほぼ24時間活動していました。今ではとてもできません。

20代は、若手ボーナスがありますので、是非今ある仕事、今ある環境に没頭することを強くオススメします。


【30代】
30代は、キャリアの中では、一番重要ですね。30代は、パラレルキャリアを意識することが一番重要な時期です。自分の仕事の幅や裁量権も増えますので、今の会社だけでなく、是非「外」に飛び出して欲しいです。

私の言う「外」とは、異業種交流会とかではなく(はっきり言って意味がありません)、会社とは違うコミュニティに属すること。できれば会社の取引先とかでもなく、会社とは全く利害関係の無いコミュニティを選択することボランティア、プロボノ、大学院、オンラインサロン、勉強会主宰、なんでも良いので、会社とは全く別のコミュニティです。
そこで、自分の市場価値を相対化すること

30代の活動量が将来を決める!

そして、いくつか複業(副業)の仕事を始める。その時点で本業を圧迫するようでしたら、パラレルキャリア向きでは無いので、もう少し様子を見た方が良いと思います。
イメージとしては、本業で最大限の成果を出しつつ、更に複業(副業)をする。ここでポイントなのが、本業から逃げないと言うことです。自分が所属する会社で成果が出ないのに、複業(副業)で成果に繋げることは難しいです。

本業で成果を出していれば、「外」でのコミュニティ活動や複業(副業)に対しても比較的大らかに受け入れてくれます。(ここでそもそも副業禁止という会社に所属している場合については、また別の機会にお話しします)
30代は、家庭も忙しくなる頃ですが、
・会社
・家庭
・社外コミュニティ
・副業(複業)

くらいの幅で活動することをオススメします。30代の活動量が、ほぼ100%と言っていいくらい、40代のキャリア形成を決めます


【40代】
40代は、未来を主導的に選択できる最後の時期です。もちろん50代や60代から人生を劇的に変化させることは可能ですが、確率論からするとやはり40代が主導的に未来を変化させる最後の時期と言えます。今の会社で居続けるのか、別の会社にいくのか、パラレルキャリアを目指すのか。選択の時ですね。

どれが正しいということはありませんが、40代こそパラレルキャリアを熟成させる時期です。今の会社で役員を目指すのであれば、複業(副業)なんてせずに、「外」のコミュニティ形成だけで良いです。
一方で、今の会社での道筋がある程度見えている方は、今こそ複業(副業)を加速させる時です。理由は、「外」での仕事が、本業に必ず役に立ちます。複業(副業)は、必ず本業に跳ね返ってきます!

40代がパラレルキャリアの最後の選択の時。

自身のキャリアに対しても客観的に見ることができますし、自分の実力も分かります。収入としても本業が安定していますので、複業(副業)でプラスの収入を獲得することも可能です。このスタートが50代だと少し遅いと感じますので、40代は自分自身のキャリアコンパスをどこに向けさせるのか、決める最後のチャンスと考えます。


50代や60代に関しては、私が現在40代前半なので、まだ分かりません。この年代については、私が50代になってから、また考察していきます。
人生に年齢は関係ないとも言えます。私の知り合いで、50代になっても積極的にパラレルで活動されている方も沢山います。50代楽しそうな人は、結果として40代にチャレンジされた方、というのも私の実感値としての真実かと思います。

ということで、本日は年代別でのパラレルキャリアへの意識やタスクをお話ししました。少しでもあなたの未来に役立てれば幸いです。
今日は、この辺で。

では、また明日。
今日も自分らしくいきましょう!
人生一度きり!

株式会社JapanGroove
代表取締役社長兼CEO 布施卓人

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