見出し画像

家族写真を撮れるのはあなた!

フォトグラファーの飯野高拓です。写真、色々と撮影してみました?

こんな時ですが、家族の写真撮りませんか?という記事です。今回はかなり精神論!写真のテクニックじゃないんか~い!という突込み入りそうですが、写真に大事なのは気持ちですのでお手柔らかにお願いいたします。

プロじゃなくても撮れる!(というか撮る!!)

家族の写真を素敵に撮りたい方、いらっしゃると思います。でも一眼レフないし、イベントや、行事なくなった、旅行に行けるわけでもないしな~って思ったそこのあなた。

大丈夫です!

家族写真に必要なのは家族だけ。そして、後から見返して色々思い出したり、会話になったりすることが大事だと思うので、細かいことは気にせず、撮影することをおススメします。

最近の世の中は「映え」とか、「背景がボケて立体的に写る」とか、「フィルムみたいなエモさ」が良い!みたいに言われていますが、それは二の次でOK。(フォトグラファーの私が言うのもなんですが、加工は後からいくらでもできます。)

背景がボケない、構図が定まらない、ピントが合わない、色が出ない、気にしないでください!気にすべきは、その時を写真に写したいと思った気持ちと、シャッターチャンスです。

子供が可愛いと思った。親が変な顔だ。泣いた。寝た。ご飯はおいしそうにできた。まずかった。なんでもいいんです。

家族しかわからない、自分しかわからない、それでいいんです。

そもそも、家族の写真は人に見せるものではなかった。自分たちが見て、思いを巡らせるのが家族写真だったんじゃないかと思うんです。だから、細かいことを考えず日常を撮ってみましょう。何年後かに見返したらきっと素敵な財産になると思うんです。スマホ写真でも何年後かに味出てくるかもしれませんよ!

画像2

↑ 実家まえで三輪車にのる、34年前の私。

で、どこで撮ればいいの?

撮った方がいい!と言われても、家で??となりますよね。

そう、家で撮るんです!もしくは三密を避けた近所の公園とか!

遠くに行けないものはどうしようもないです。自宅がスタジオ、近所の公園が野外ロケ地だと思い込んでください。

窓の光をうまく利用すれば、いい感じにに写ります(以前の記事、窓があれば素敵に撮れる。をご参照ください。)道の花を背景に撮ってもいいですし、近所だけどオシャレして撮ってもいい。撮る場所によっては持ち主に許可とってくださいね。

よく足をぶつける階段、誰かがへこました壁、全員で食器持つとか~、家族の服をシャッフルして撮ってみるとか~。変なところに寝転がって撮るとか、全員で傘持って撮るとか、カメラマンを交代しながら、全員の顔を撮ってみるとか!

最悪、なにも考えず、自宅で適当に撮るだけでもいいです!!生活感丸出しでもOKです。

今一時の映えや流行りにとらわれて、カッコつけてとるより、時がたった後に、何かを感じる写真なら何でもいいんです。

疲れた~!撮れなかった~!でも、いい写真を残そうとした行動が超素敵。きっと、何年か後に価値の出ますので、今この瞬間を写真に撮っておきましょう。

その際のちょっとしたコツ

ここまでアドバイスなしか~いって言われそうでなので、感覚的ですが書いていきますね。

■赤ちゃんの気持ちで撮る。

とにかく赤ちゃんと同じ目線と、好奇心満々で手で触れる距離に近づいてみたり、寝っ転がって撮ってみてください。新しいアングルが沢山発見できますし、子供を撮影する場合は目線を低くし撮ると子供の表情が生き生きして撮れますよ。

■ペットの気持ちで撮る。

テンションの上がった犬のように近づいたり、離れたり、あっち行ったり、こっち行ったり、猫みたいに部屋の隅からじっと見たり、気まぐれにシャッターをきってみたり。普段では見えないものが見えるはず。普段しない動きをすることで、いつもとは違った家に見えてくるはずです。

■決定的瞬間を撮る。

決定的瞬間が撮れていたら、構図や色、明るさが悪くたって大丈夫。普段の生活では目にとめなかったようなこと。肉眼ではとらえられない一瞬や事件が写せていたらそれだけでもう傑作の可能性大です。細かいことは置いといて、何かハッとすることがおきたら撮影しましょう。いい瞬間がとれたらハッピー!ちょっと遅かった、けどドンマイ!なんにせよ時間がたつと思い出になるはずです。


ここまで書いてきましたが、フォトグラファーのnoteじゃないですね。 アドバイスが何となくでしかない!考えずに自然にやってることもあるし、最終的には適当に気にせず撮れ!ですよ。笑

写真を誰でも沢山撮れる現代は、それぐらいラフでいい。楽しめればそれで良いんです。好きとか、楽しいとか、ときめき、大事な気持ちをしまっておけたらいいんです。子供のころの自分だけの宝箱をつくるみたいな気持ちで、今を感じて写真を撮影して日々を楽しみましょう。

時間がたてば必ず自分たちにとって、良い写真になりますから。

画像1

↑ 親はなぜ風呂で撮った??34年前の私と兄。

あ、でも、みんなが乗り気じゃなかったら...

自分でも撮りましょう。前回の記事を参考にしてみてください!気が向いたらでいいので!

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?