間違えないの?
親や先生、大人は子どもたちに正しいことや常識というものを教えたがるよね。
でも、それは
出来るだけ失敗しないように…
出来るだけ間違えないように…
って愛情の裏返しでもあるように思うんだ。 だって、我が子が苦しんだり悩んだりしているところをじっと見守ることが出来る親ばかりじゃないからね。
ボクだってそうさ。
自分のなかの常識に 当てはめようと教えてしまう。
自分の正しさを押し付けてしまう。
ねえ、子どもには正しくしてほしいとか
失敗しないでほしいとか言ってるけどさ、
「ねえ、大人は失敗しないの?
大人は本当に正しいことばかり言ってるの?
間違えちゃだめなの?
ボクたちの間違えたり、失敗する体験を
奪わないでよ。」
間違えることが悪いことじゃない。
失敗はもう終わりじゃない。