見出し画像

【ご報告】FiNC→WEINを経て独立しました。

本日32歳の誕生日を迎えたこともあり、生々しい感情の鮮度が落ちないうちに記録に残しておきたくnoteを書くことにしました。

「会社員を卒業すること」は人生で何度もないライフイベントになるかなと思います。

前回、FiNCを退職した際のエントリーもスラムダンクの一コマをカバー写真にしたので、今回も現在の心情を表すものを探してみました。

タイトルにある通り2020年9月末でWEINを退職し、独立、創業致しました。

すでに一ヶ月ほど、個人事業主として複数社の採用支援に従事し、同時並行で平日夜や休日の時間を使い、起業に向けての準備を進めております。

会社員を卒業すれば、自由な日々や可処分な時間が待っているものかと思っていたのですが、特に変わらず齷齪した日々を送っていたり、退職した後もしばらくはWEINの仕事を継続して行っていたため、このタイミングでのご報告となってしまいました。

これまで仕事を通じてお世話になった方々で、対面でなくとも、ちょっとしたメッセージを含めて直接のご報告ができておらず、申し訳ございません。

----- ✂ -----

自身の人生のテーマが「死に際に後悔することを無くす」なのですが、起業にチャレンジすることは自分にとって「やらなかったら後悔する予備軍」の中で1位に君臨するものでした。

ちなみに3位は、実家の山にドデカいリゾート施設を作って、静岡の天然素材に囲まれた広々としたテレビ付きサウナと、山から出る湧水で決める事ができる深めの水風呂と、バスケットボールコート(二面)と、アートスペースとコワーキングスペースを設立する事です。

ただ、起業については単に「会社を創って社長になりたい」と言った表層的な承認欲求や資産戦略が目的ではありませんでした。

だから「自らが使命を感じることができる、利他的な何かと出会うまで、無理に焦らなくても良いかな」ぐらいの気持ちでおり、ただひたすらに目の前の仕事や感情と対峙してきました。

----- ✂ -----

起業を志したのは20代前半ぐらいの頃。

当時の自分は「ダニング・クルーガー効果」でいう曲線の頂点におり、根拠のない自信を持っては、実力や経験もないのに、気合いと根性と若い労働力だけあれば何でもできると信じ込む、未熟なマインドセットでした。

社会人歴も10年を迎えましたが、これまでを振り返ってみて本当に幸せだったと思うことが一つあります。

それは、新卒で入社した出版社も、FiNC & WEINも、所属してきた全ての会社の創業者がVisionに対して誠実な方だったと言うことです。

だから自分も「ただ起業するだけ」ではなく、その大小に関わらず、自分が誠実に向き合える、できるだけユニークなVisionと出会いたいという感情をずっとこれまで抱き続けてきました。

そのVisionと出会えたら、いつでも挑戦できる能力や人脈を築いていけるよう、ベンチャー企業でハードワークやハードシングスと向き合いながら準備を進めてきました。

そしてようやく、このタイミングでそれと出会うことができました。

----- ✂ -----

ストレングスファインダー、六星占術、四柱推命、しいたけ占い、動物占いなど、信じる深さは個人によって様々あれど、誰もが一度は興味本位で、自身や自身の未来について気になり、やってみたことがあるのではないでしょうか?

ストレングスファインダーは「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」を導き出すもので、自分の思考、感情、行動の特徴そのものが才能=強みの元だと定義されています。

この結果によると、自分は1番目に「慎重さ」、2番目に「責任感」が出てきました。

それらの項目の詳細な特徴と、これまでの自分を振り返って記憶に残る成功 & 失敗例が強く紐づいてきて、妙な納得感が湧いてきた記憶が新しいです。

独立の決断と行動を起こすまでも、慎重さや責任感が働いて、当時の自分が想像していたよりも、時間がかかってしまったのかと思います。

逆に言えば、これまで所属していた組織や仲間の魅力に恵まれてきたのだと思います。

----- ✂ -----

現時点ではまだ「独立した」と言う、自分の目標に対して小さな退路を一つ断っただけの状況に過ぎません。

性格的や特徴的に、これからも物事を進めていくのに時間を要してしまうかもしれませんが、せっかく出会えた自分だけのVisionに向けて、着実に前へ進んでいきたいと思います。

そして、また改めて具体的なお知らせできるよう、そして自身が所属してきた魅力的な組織や仲間と一緒に働けるよう、新たな挑戦に踏み切ります。

----- ✂ -----

ちなみに現在は、アプリコット・ベンチャーズが提供する「創業準備中/創業期の起業家向けの 無料オフィス支援プログラム FLAP」の10期生として採択いただき、渋谷の道玄坂にある「Plug and Play Shibuya」で仕事をしております。

基本的に全てリモートワークで完結する仕事ばかりですが、集中力の調整や時間のメリハリをつけるため、定期的に渋谷に出現しております。

独立してから孤独の毎日なので、ランチや飲みなどお誘いいただける方がいれば嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?