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犬と私の10の約束

私が初めて犬を飼ったのが、19歳の時でした。

ミニチュアダックスの「マグ」というオス犬です。今もパピプーの「あんず」というメス犬を飼っています。飼っているというよりは、一緒に暮らしている、という方が正しいのかもしれません、なぜなら彼らは、悲しいときになぐさめてくれたり、うれしいときに一緒に喜んでくれる家族だからです。

もしあなたに子どもがいて、犬を飼うことが出来る環境であれば、ぜひ犬を飼ってもらいたい。

その理由を、サイトウアカリさん作の「犬と私の10の約束」という本をもとにお話ししたいと思います。

この本は、母親を亡くした12歳の女の子が、「ソックス」という名前のゴールデンレトリバーと暮らし、犬を飼うなら守って、と母親に教えられた犬との10の約束をめぐる、小さな命の物語となっています。

犬と私の10の約束

1、たくさん、私と話をしてください。

2、理解しあうのに、時間をいっぱいください。

3、いうことを聞かないときは、理由があります。叱る前に考えて下さい。

4、私が年をとってもどうか見捨てないでください。

5、ケンカはやめよう。あなたは私をぶたないで。私はあなたをかまないから。

6、あなたには学校もあるし友達もいるけれど、でも私にはあなたしかいません。

7、私を信じて下さい。私はいつもあなたの味方です。

8、あなたと一緒にいる時間は十年くらいしかありません。

9、あなたと私が過ごした出来事を、私は決して忘れません。

10個目の約束はね、9つ守れたら、にとっておきましょう。

10個目気になる方は、ぜひ読んでみて下さい。

さて、私が皆さんに犬を飼ってもらい一番の理由は、子育てに関係しています。犬は子どもとともに成長し、やがて子どもを追い越して大人になり、先に死んでいきます。子どもは犬と暮らす中で、たくさんあそんだり、癒されたり、世話をしながら多くの事を学び、そしてその最期を目の当たりにすることで、本当に大切なことが何なのかを知ることが出来ます。

登場人物の中に「進君」という男のこがいるんですが、彼は小さいころから、ギター教室をやっている親に、プロのギターリストになることを強要されて育ちました。クラシックギターの演奏に支障が出るから、ギターを弾きながら歌ったり、ポップスを演奏することを禁止されていました。

大人になって、彼はプロのクラシックギターリストになるんですが、ある日、事故でギターがうまく弾けなくなってしまいます。

そんな進君が頭痛で病院に行ったときに、お医者さん言われた言葉で、印象的な言葉あります。

「言葉を飲み込み過ぎて、おなかがいっぱいになっちゃってるな、人間は気持ちを伝えるために生きているんだ、気持ちを伝えないのは生きていないのと一緒だ」という言葉です。

そして彼はギターを弾きながら歌い始めて、親の束縛から解放されるわけです。

親が子どもにできることは、それほど多くないのかもしれません。

大事なのは環境を用意して、こどもを見守ること、そして親が楽しんでやっている姿をみせることです。

「子は、親の背中をみて育つ」という言葉は、的を得ているといえますね。

最後に宣伝を少々……。

私、髙橋祐太はYouTubeチャンネルで人生を豊かにする情報や、役に立つ情報を毎日アップロードしています、名前で検索すれば出てくるので、ぜひチェックしてくださいね!



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