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働き方と子育てと、男と女

noteって、とても居心地のいい場所ですね。(^^)

当初は、みなさんにリフォームに関するお役立ち情報を発信できればという想いで始めたのですが、みなさんの記事を多く拝見するなかで、たくさんのことに気づかせていただきました。

ふだん限られた友人としかできないような話も、noteならいろいろな立場の方の、しかも思想・信条にふれるような、かなり深いお話をうかがうことができますね。

なるほどなるほど、といつも大きくうなずきながら読ませていただいています。スキをするとお返しのスキをいただいたりして、とても温かい世界だなぁと感じています。(^^)

そこで本日は、私も少し人生観について語ってみようかと思います。
四半世紀を社会人として生きた半生を振り返り、「働く」をテーマに、男性・女性という部分にもふれながら考えてみます。
今回はリフォームネタはお休み。

まず自己紹介ですが、私は40代、夫は一つ年上、子どもは二人(16才娘と12才息子)。

子どもは二人ともゼロ才から保育園にお世話になり、産休育休を取りつつノンストップで共働きを続けてきました。

働き方は正社員、契約社員、派遣社員、業務委託(個人事業主)と、一通り経験しました。

子どもを妊娠した際は、上の子では正社員でしたが退職を勧告され、下の子の時は契約社員でしたので、契約更新を拒否されました。マタハラを受けた訳です。

もちろん、会社側からの勧告は受け入れず、直前まで根気よく産休育休の取得を申し入れ続け、最終的には円満に受け入れていただくことができました。

法整備が進んでいたことや、女性の社会進出・少子化対策のニュースが賑わう世の中だったことが幸いでした。
10年ほど上の先輩からは、マタハラとの戦いは、それはそれは大変だったと伺います。

仕事は住宅業界で現場監督、設計、営業と何でもやりました。リフォーム営業をしていた頃は、終電まで働くこともザラにあり、休みは月に3日も取れれば御の字という、なかなかブラックな環境もありました。

家事も育児も折半(いやむしろ過半)で支えてくれていた優しい夫からも、さすがに「この状況はいつまて続くの?」と音をあげられ、時間の自由がきく仕事に転職したりしました。

そんなこんなで今に至る、私の人生観とは。

働くということに絞ると、人生のステージに応じて、働き方は柔軟に変える必要があるということ。

今は育休だけでなく、復帰後の短時間勤務制度の拡充など、子育てを支援するための法整備が進んでいますから、企業の就業規則でもそれらの権利は守られているはずです。

法律が先にできても、その権利を行使するのが当たり前になるまでには、まだ少し時間はかかるかもしれません。

でも、まずはその権利を持った方が、諦めずにそれを行使する声をあげていくことが何より大事な事だと思います。

一つの会社で働き続けるためには、短時間勤務や在宅勤務など、働き方を柔軟に変えていくことができなければ、いずれ「我慢して続けるのか?辞めるのか?」の2択に追い込まれてしまいますね。

まぁ、辞めるのも一つの選択肢ですよね。

あまりにも環境がブラックだったなら、そこで戦うよりも、環境を変える方が自分自身のストレスを減らせるという考えもあるでしょう。
仕事と子育ての両立でストレスまみれのところに、会社と戦うストレスを上乗せしていては、幸せな家庭を築くという最も基本的な願いも叶いません。

その場合は、転職市場での自分の市場価値を高めるために、その職業に必要なスキルを高めておく必要があります。
スキルを高めるには勉強が欠かせませんが、世の中を変えるより自分を変える方が、余計なストレスもなく簡単かもしれません。


私の働くために必要な人生観をまとめると、以下の通りです。

 ・出産・育児に関する労働者の権利を知り、適切に行使すること
 ・転職時に自分の市場価値を高められるよう、勉強をつづけること


男性は、女性は、ということにも触れようかと思いましたが、書いてるうちに、別に性別は関係ないかな、と思いました。

出産は女性にしかできませんが、育児は男女の共同作業です。

今は「男が全力で働き、女が家庭を守る」という相互依存型の夫婦関係が当たり前だった時代から、「男女ともに共同で家庭を運営する」自立型の夫婦関係が台頭していく過渡期だと思います。

共同運営を目指すなら、お互いにその意識を持たなければ、どちらかに負担が偏ってしまいます。それでは不満やストレスが溜まり、最悪の場合それが破綻の原因ともなりかねません。

夫婦分業か共同運営かというのはそれぞれの選択ですが、いずれにしても、お互い支えあい、感謝しあえる夫婦関係を築けたらいいですね。

働きながらの子育てが笑顔であふれるような、幸せな世の中になっていけばと思います。

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