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【記事紹介】岸田ウォッチング ⑤ 公家の政謀|2022.8月 派略の内閣「改造」

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岸田ウォッチング ⑤ 公家の政謀|2022.8月 派略の内閣「改造」

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岸田ウォッチング5では、岸田総裁が誕生した経緯や総選挙の結果、また内閣改造について語られます。岸田総裁は憲法改正や政権の維持・延命のために国葬や内閣改造を政治利用し、支持率の急落も見られます。与野党どちらにも期待できない流れが総選挙に向けて動いていくでしょう。岸田総裁には国家ビジョンがないからですね。(AI summary)
目次
岸田総裁誕生から総選挙 00:00
総選挙後の岸田総理の動向 02:36
国葬と内閣改造 07:12
自民党内の動向 12:16

少し間が空きましたが、岸田ウォッチングのその5ですね。 この岸田ウォッチングはその6で、次回で一応、完結になりますが。
自民党の総裁選挙が9月下旬に迫っている中で、今日は7月18日ですけど、あと2ヶ月後ですね。東京都知事選も終わり、その前に国会も会期延長せずに終わり、むしろ今、岸田首相は外遊に出ているわけですけれども、外交にが勤しんでいるわけですが、もう自民党総裁選のことが一つ焦点になってくるんですけれども。
ここではですね、ちょうど3年前に自民党総裁選挙で菅さんの後を受けて岸田総裁が誕生した時に、実はコミュニティFMで生放送で2021年10月にそのことを喋っているんですね。
その後、何度か岸田総理総裁のことについては色々と語ってきた過去音源があります。この過去音源を題材にしてnoteの記事を作り、それを紹介するエピソードとしてこの配信をしているという形になります。
岸田ウォッチング1では、2021年10月岸田総裁誕生ということで、9月末に誕生したんですけれども、10月のコミュニティFMの放送でこの件について、自民党内の派閥力学だけで決まった。
3年前どこまで覚えてみえるかわかりませんが、河野太郎さんが非常に勢いがあって勝つと言われていたのが、派閥の論理で岸田さんに決まったということだったんですね。
その後、岸田ウォッチングのその2、すぐに総選挙がありました。これはもう任期満了まで総選挙が打てなかったんですね、菅さんはね。結局、もう任期満了間際の総選挙になったんですが、ここで自民党は負けなかった。決して勝ったわけじゃないです。負けなかった。自民党、公明党、与党で3分の2を取ったという形になるわけですが、維新とれいわが躍進、立憲、共産は苦戦と、この構図は今も変わってないわけですが。
これは2021年11月の放送ですね、では、10月の、2021年10月の総選挙の話をしています。ですので、総選挙は2025年の秋までには必ず行われるんですが、おそらくこの時からすでに私は4年間、2025年の夏か秋までは総選挙は打てないだろうという話をしてきたんですが、その通りになっているということなんですが。岸田総理誕生から総選挙へ負けなかった岸田自民党ということで、じゃあその後どうなるのかって話をいろいろし始めたわけですね。
今度は、その3ですけれども、その3はですね、ちょっと間を空けて、2022年の4月から6月のオンエア。岸田さんは結局、何もしないと。下がらぬ支持率、安全運転で何もせずと。とにかく何もしない岸田総理、下がらない支持率。参議院選挙目前に、参議院選挙に突入したけれども、結局、参議院選挙も負けなかった。むしろ勝ったんですね、自民党はね。
しかも参議院で3分の2、改憲を発議できる議席数を与党で取ったということで、まさに岸田内閣としては、衆参両院で3分の2以上の改憲、憲法改正を発議できる体制が整ったという。これはもう歴史上滅多にないことなんですが、実はこの時点から憲法改正に本気で取り組んでいくはずだと私は思ってたんですが、彼はそうしないんですね。そんなに積極的じゃないんですね。
ところが、今さら憲法改正を持ち出して、先送りできない課題だと、今さら言ってるのはなぜかという問題も実はあるわけですね。ここには、これ私の言い方ですが、岸田さんの憲法改正問題の政治利用があります。
それは自分の政権を維持・延命するためだけに、憲法改正を先送りできない課題として、今さら言い始めていると。この間の国会会期末ぐらいから言い始めたんですね。実は3年前から言い始めなきゃ、これはもうダメだという話を3年前にすでに私はしているということですね。
それからその後、岸田ウォッチングのその4は、国葬ですね。岸田が動いたんですね。岸田が飛んだ日ということで、岸田総裁が初めてアクションを起こした。何でアクションを起こしたか。安倍首相の銃撃による死亡事件が起きたんですね。これを国葬やるぞと。国葬だ。
これが初めての、私が見る限り初めての岸田さんの決断なんですね。この国葬をなぜ彼は決断したのかと。今まで何もしない、飛ばない岸田と自分でも言ってるわけですが。飛ばない男、飛べない男って自分の著書に書いてるんですが、岸田さんは。
飛んだんですね。国葬で飛んだ。なぜ国葬で飛んだか。その後、飛んだ勢いで、統一協会問題が出てきたもんだから、内閣改造でまた飛んだんですね。今日のテーマはこれです。
派略の内閣改造。つまり岸田首相は国葬を政治利用し、さらに内閣改造を政治利用したというのが、私のこの時、過去の私が語ってるんですね。別に今もそう語りますけれども、過去の私はそう語っていたということで、この考えはいまだに変わらないですね。
この時にもう岸田さんは、こういう政治家だと。国民国家のためにビジョンを持って改革する政治家ではなく、自らの政権の維持、延命のために国葬も利用する、内閣改造も利用する。非常にせせこましいみみっちいところで、そういったことを利用する政治家だなというふうに思った。その放送ですね。
さらに次回、6回目。これ最終回ですけれども、安倍政権時代とも、ちょうど国葬が行われた直後の配信だったんですが、次回ですね。次回の予告ですけれども、ここでも岸田文雄という政治家、そして安倍さん、あるいは菅さんといった政治家についてかなり語っています。
その見方は今も変わっていませんが、しかもこの時に私なりに思っていたことで、見てきた結果、この3年間は間違いなく想定内で動いてきているということですね。ここに来て憲法改正を持ち出して、それをまた政治利用しているということで、もうこの行動原理は一貫しているということで、次回はビジョンなき、国家ビジョンなき岸田ビジョンという話をしたいと思いますが、それは予告編ということで、今日はこの内閣改造ですね。岸田さん内閣改造したんです。国葬問題、まだ国葬が行われる前に内閣改造をやると言ってやったんですね。しかもなんで内閣改造に踏み切ったかと。これは岸田さんを今一番支えている麻生太郎さんにも相談せずに内閣改造に踏み切ったんですね。
飛ばない男、飛べない男が、国葬に続いて内閣改造で飛んだんですね。内閣改造で統一協会問題に決着をつけるんだと言って、統一協会絡みの人を全部内閣から排除するという方針でやったんですが、それは口先だけの建前で、実際には安倍派の一掃、清和会ですね。一掃。そしてこれまで大臣になれなかった人たちを、高齢者を中心に内閣に入れたから、つまり何かをやるための内閣ではなく、そういった派閥力学、あるいは岸田さんの派閥・宏池会ですね。宏池会がより力を持つために必要な内閣改造をやっただけというふうにしか私には見えなかった。
その口実として、統一協会問題という最もらしい口実を利用したということで、派略の内閣改造というふうに名付けたわけですけれども。結果、国民はよく見てるわけで、岸田総理はこれで内閣支持率が上がると思ったら、劇的に急落するわけですね。国葬に続き内閣改造でさらに支持率が下落するという。普通ですね、内閣改造したら支持率上がるんです、一時的に。下がるというね。これはもう本当に政治学の世界ではありえないことが起きたわけです。それだけ見透かされてるわけですね。
そんな話です。もう忘れちゃったかもしれませんが、とにかく岸田さんはすべて自民党内での宏池会の復権。そして岸田さんが今、宏池会では他にいませんから、首相を務められる人はね、宏池会のトップをね。もうあとは自分の政権の安定しか考えてない。今もそれだけなんですね。
いま、総裁選が目の前に迫ってますけれども、とにかく国会会期末をなんとか乗り切って、東京都知事選もなんとか切り離して、いま岸田さんは外交に精を出し、先送りできない課題に取り組むだけだと言って、……続きを読む。

《元政治学者のどこ吹く風》岸田ウォッチング ⑤ 公家の政謀|2022.8月 派略の内閣「改造」|LISTEN

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