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雑感  ザ・magazine!

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雑感・雑記・雑文、ぼや記・なげ記・つぶや記、などなど。雑多な記事を集めた雑誌です。The magazine!
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2023年6月の記事一覧

記事を一つ書くと、二つ三つのアイデアが生まれる マイ Endless noteの世界

記事を一つ書くと、二つ三つのアイデアが生まれる。また下書きが増える。 マイ noteの世界は、Endless World になりつつある。これは困った。 いや、困らない。自由帳がなん冊もたまっていくだけの話だ。 それでいいのだ。真っ白だった自由帳がどんどん埋まっていく。それは、自分の人生の軌跡だ。恥ずかしいページもある。失敗したページもある。自由帳を見て去っていく人もいれば、なぜか集まってくる人たちもいる。 すべてが私の自己表現であり、否定しようのない私の人生だ。人間だ

ヒトもイヌもしつけちゃいけない モデルベース学習のススメ

しつけ(躾)について考えてみたい。 しつけとは?もともとは、裁縫の「仕付け」からきている。まっすぐに「本縫い」ができるよう「仮縫い」することをいう。 「子どもや犬のしつけ」で検索すると、たくさんの情報が出てくる。 しつけに不可欠なのがサンクションだ。 サンクションには肯定と否定の両面がある。 いわゆる、アメとムチ(飴と鞭)である。 承認・賞賛をおこなうのが肯定的サンクション。制裁・処罰をおこなうのが否定的サンクションである。 アメを与えたり、ムチを与えたりしながら、

【こんな人生もある】 ぼくが22歳で腕時計を捨てたわけ 〜クロノスとカイロスの話

22歳のときに、腕時計を捨てた。 理由はいくつかある。 いまのぼくを知る人からは想像できないかもしれないが、ぼくはいたってクソ真面目な性格だった。小学生の頃から、マジメちゃんと呼ばれていた。 高校生まではほんとうに真面目な優等生だった。大学に入ってからもしばらくは、そのクソ真面目さは変わることはなかった。 転機は失恋だった。北関東から名古屋の大学に進学した。生まれてはじめての一人暮らしだ。生まれてはじめて手に入れた自由だ。24時間すべてが自分のものとなった。 これから

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まだPDCAを使う? PDCCSの提案

PDCAという馬鹿の一つ覚えPDCAをいまだに使う日本人がたくさんいる。 提唱者自身が、Checkは好ましくない。Studyで置き換えるべきだと主張していたのは周知の事実だ。 Wikipediaにすらそう書いてある。ちなみにCheck=Hold Backとは、「堰き止める」「塞ぎ止める」「食い止める」などと翻訳される。 なんでいまさらこんなことにこだわるのかというと、理由は二つある。 一つは、6月16日に閣議決定された「こども未来戦略方針」で、なんの疑問もなく飾り言葉の

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KY と 察するちから のあいだ

最近はめっきり聞かなくなったKY。KYとは、空気が読めない(Kuuki ga Yomenai)の略語だ。もう20年近く前に流行った言葉だ。 空気ってなんだ? それは読むものなのか? 危険予知としてのKYじつは建築業界では、KY活動というのがあるらしい。 KYとは危険予知(Kiken Yochi)のイニシャルだそうだ。 どうやら、空気が読めないのは、日本社会ではかなり危険なことだったようだ。みんな空気を読むことで危険を予知していたらしいのだ。 日本の社会、集団に独特のこ

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異端のススメ 〜普通であることの難しさ

私がとある国立大学の助手だった時代に、ある講演会を企画することになった。その際に候補となったタイトルがこれだ。 このタイトルは講演者の発案だった。私には違和感しかなかった。 普通であることの難しさ? 議論してわかったことだが、その講演者はどうやら自分こそが「普通」だと主張したかったらしい。 だが、私から見てその人はいわゆる世間的な「普通」とはまったく違う個性の持ち主であった。 こんなに魅力的で個性的な人でも「普通」であることにこだわるのか。 私にとっては、意外な驚

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マイ will 〜明日の自分へ、未来の他者へ

My Will is..英語のwillという語にこだわってみたい。名詞としてのwillだ。 二つのウィルがある。 名詞としての will は、意志、そしてもう一つ、遺言という意味をもつ。 誰もが知っているように、こんなふうに使う。will とは、自分の未来への意思を表している。 もう一つの意味は、遺言だ。この用法には馴染みのない人も多いかもしれない。