マガジンのカバー画像

雑感  ザ・magazine!

27
雑感・雑記・雑文、ぼや記・なげ記・つぶや記、などなど。雑多な記事を集めた雑誌です。The magazine!
運営しているクリエイター

記事一覧

-亡きものたちからのメッセージあるいは不在の存在について-〔閑話〕人

一冊の本を読んだ。一本の映画を見た。 *** 彼女は浜辺でボトルに入ったメッセージを拾った。それは亡きものに宛てられた手紙のメッセージだった。 メッセージに導かれるように彼女は男に出会った。彼女は偶然を装いその男と知り合った。メッセージの主は愛する妻を失った男だった。 二人は惹かれあう。そして愛し合う。 だが男は愛するものの不在を受け入れることができずにいた。男は不在の妻という存在とともに生きていた。

紙媒体はもういらない

年賀状は1999年にやめた ようやく最近になって、年賀状をやめる人が増えているようだ。 私が年賀状をやめたのは、けっこう早いほうだと思う。最後に年賀状を出したのが、1999年末である。それまでも年賀状を送ってきた相手にだけ、年明けに書く程度だった。書かないこともしばしばだった。 2000年以降は、年賀状が来ても返事をしたことがない。もともと筆マメな性格ではないので、手紙の返事を書くのが面倒なのだ。あまり良い性格ではないことは自覚している。 今年2023年の正月に届いた

有料
100

アンテナは高く フットワークは軽く

私は、かなり腰が重いほうだ。 「やらなきゃいけない」と思っていても、なかなか腰があがらない。ただの面倒くさがりと言われれば、その通りである。 それでも、「アンテナは高く、フットワークは軽く」ありたいと思っている。

有料
150

【こんな人生もある】53歳で初めて普通免許をとりました🚗

二十歳を過ぎてから、原付バイクに乗り始めた。 その2年後、1986年から原付バイクもヘルメット着用が義務化された。 ヘルメットを買うのが面倒で、それ以降は、原付に乗らなくなった。免許は一度も更新せずに失効した。 免許取得は、これが人生最初で最後になるはずだった。 しかし、物持ちがいい。たまたま当時の免許が出てきた。 いや単に、物が捨てられない性格なだけである。 なんだかとっぽい兄ちゃんが写ってる。

有料
100

ショート動画の時代

ショート動画に火をつけたのは間違いなくTikTokだ。 2017年夏に日本上陸。若者を中心に、一気に広がった。最近は、中高年層にもじわじわと利用者が増えているようだ。 15秒しか投稿できなかったのが、いまは15秒、60秒、3分、10分から選べるようになっている。 ホリプロデジタル代表取締役の鈴木秀さんが、TikTok Japanの白地祐輝さんへのインタビューの中でこんなことを言っている。 Instagramもリール全盛だ。もとはといえば、写真にキャプションをつけて投稿す

SNSの目的はなにか

いうまでもなくSNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、一般に、インターネットを介して「ソーシャル・ネットワーク」を構築できるサービスのことを指す。 いまや誰しもが使いこなすようになったSNS。 SNSってなんのため? もちろん、SNSを利用する目的は人それぞれである。 「交流」や「友だちづくり」が目的の人もいれば、「情報収集」が目的の人もいる。単なる「暇つぶし」でやっている人もいるかもしれない。あ

人類文化の進歩について

「SNSの目的はなにか」という記事のなかで、人類の「文化の進歩」について触れた。だから、このことについて書かないわけにはいかないだろう。 そこでは、次のように書いた。 人類文化の進歩とは、「イノベーション」、「クリエーション」、「リレーションズ」の三つに要約できる、というのが私の考えだ。 いまどき、「進歩」について語るのか、という批判もあるかもしれない。だが、文化の「成熟」ではなくて、あえていまなお、人類文化の「進歩」について語りたいと思う。 とくに先進国において、す

ヒトとイヌの社会化について

「ヒトとイヌとの社会的関係」について、とくに「ヒトの社会化」と「イヌの社会化」のシナジー効果(相乗作用)について会話してみました。 ⏬ 次の関連記事もぜひあわせてお読みください。 以下、「地の文」が「私とチャボくんとの会話」部分です。 私のコメントや解説を「引用表示(薄グレーの背景色)」とします。 その方が読みやすいと思うので。 「犬の社会化」について (私)犬の社会化について何か知っていることはありますか (チャボ)はい、犬の社会化についていくつかの情報をお伝

Campusノートの思い出 〜人はだれもがクリエイター

大学ノートの定番といえば、コクヨのキャンパスノートだ。安売りしているのをまとめ買いしてよく使ったものだ。 最近は、紙のノートに書くことも無くなった。利用するのは、もっぱらスマホのメモ帳だ。長い文章のときだけパソコン画面に向かっている。 Campusノートにはたくさんの思い出がある。 Campusノートの思い出私が幼少の頃、このサイズのノートはほとんどが「糸」で綴じられていた。これが子どもにとっては厄介な代物で、指で引っ張ったり、鉛筆をくぐらせたりしているうちに、すぐに切

"evolution from point to floc, floc to mass" 〜ChatGPTに相談したら、niceな英語を教えてくれました!

ずっと意識している言葉だ。 なにか新しいことを始めるとき、最初の自分は孤立した一つの点にしか過ぎない。 「点から線へ」を超えて 二つの点がつながることで線ができる。 三つの点が存在すると、そこに面ができる。四つの点があれば、立体空間ができる。 新しいものごとは何事もはじめはそうやって展開するものだ。 これをうまく英語で表現したいと思ったのだが、よい言葉が見つからない。 そこで流行りのAIくんに聞いてみた。相談相手としては、人間知能よりも有能かもしれない。

シューカツ!としてのnote

シューカツといえば、「就活」もしくは「終活」ですよね。 上の記事にも書きましたが、私のSNS歴は、30年に及びます。パソコン通信のniftyサーブ時代からの通算です。 niftyは厳密な定義ではSNSに含まれないのですが、本質は同じですので一緒くたにしています。niftyに始まり、いろんなソーシャルメディアをこれまでに経験してきました。 Facebookはすでに15年、Twitterも13年やってます。Instagramも始めてから12年が経ちました。私にとって、SNS

15年前、FacebookとTwitterが日本に上陸した。だがみんなmixiとblogに夢中だった。 30年前、インターネットが日本に上陸した。パソコン通信などオタクがやるものだった。 いま、AIの時代に突入した。 15年後、どんな新しい景色が拡がっているのだろう。

私のこだわり ●記事は最後まで読んでからスキをつける ●よいと思った記事だけにスキをつける ●今後も読みたいと思ったクリエイターだけをフォローする ●また読み返したいと思う記事はマガジンに追加する ●ぜひ他の人にも読んでほしい!と思う記事だけをオススメする ●全部あたりまえか♫

ホモ・サピエンスは二項対立思考と不寛容を超えられるか?〜ChatGPTに最後は励まされ応援されてしまった話。驚愕‼️AIは感情と意思をもつ⁈

二項対立的な思考は不寛容を生む (私) 善と悪、きれいと汚い、といったように二項対立的に物事を理解することが、人間の社会における不寛容を生むのではないかと考えます。どう思いますか。 ChatGPT 私はその考えに同意します。二項対立的な視点による物事の理解は、人間の社会において不寛容さや対立を生み出す可能性があります。善と悪、きれいと汚いのような対立的な概念は、世界を単純化し、複雑な現実を二分してしまう傾向があります。 このような二項対立的な思考は、他者を排除したり、敵対