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自分の未来に繋がるけれど「好きではないこと」はやらなくていいのか問題

東京から帰ってきてほっとしたのも束の間、あっという間に1週間が経ちまた明日から東京でございます。

今回はちょっと長めで、東京単体で半月ほど滞在します。

ということで今日は、事務作業や準備など、あんまり好きじゃないけどやらなきゃいけないことを片付ける一日でございます。


普段、「好きなことを仕事にしよう」とか「おうちで働こう」というスタンスで仕事をしているわたしですが、当然ながら好きなこと「だけ」をしてそれ以外のことは一切やらないとか、おうちに「だけ」居て仕事をするというわけではありません。

好きなことを仕事にしたいという方々から日々相談を受けます。

その中で「好きじゃないことをしなくていい方法」を求めてくる方も一定数いらっしゃり、その答えのほとんどが「お金を払って誰かにお願いする」という回答に終始するわけですが、「お金もない人はどうしたらいいか」という追加質問をされると、もうそれは「好きじゃないことをしなくていい方法はありません」になってしまうという、残念な結果なわけです。

特に営業や宣伝のような「お客様と自分が繋がり商品やサービスを販売する」という作業のことを指すことが多いんですが、はっきり言って自分で何かしらの商売をやろうと思っている人が、やりたくないことをやらずにお金も払いたくないって言ってたら、その人から商品やサービスを買おうって思う人がいるかどうか、冷静になって考えてみて欲しいと心底思います。


どんな仕事でもやりたい作業とそうでない作業はあると思います。
やりたくない作業をやらなくて済むなら、それは放っておけばいいですよね。

でもそれじゃダメだからどうすればいいかって話なわけです。

その場合

①お金を払って誰かに頼む

②自分で工夫してやりたくなさを軽減してやる

くらいしか策はないんじゃないかと思ってしまいます。

個人的に、自分の未来に繋がるやりたくないことは、工夫してやりたくなさを軽減してやりながら、得意な人に頼んだ方がコストもクオリティも高いという段階に来てから依頼するのが良いのではないかと思う派です。


やりたいことだけやって生きていきたいというのが願望なうちは、やらなくて済む方法ばかりを考えているはず。
それって空からお金降ってこないかな、宝くじ当たんないかな、と同レベルだと思います。

実現できるための素地ができないうちは、願ってもあまり意味がないというか、どんどん自分のモチベーションを下げていくんじゃないかと。

自分の未来に繋がる作業にやりがいを感じられなければ、自分のビジネスを育てていくのは難しいと思います。


自営業やフリーランスは自分で全て決められるので、いつまでも無限にサボれるし、嫌なことはやらなくても良いんです。
その代わり、お給料は自分で稼がないと1円も入ってきません。

どんな生き方、働き方をするのも自分の自由だし、誰かに制限されるものではないけれど、もし自分の満足度だけでなく他人からも認められたいと思うのであれば、やりたくないことをやらずにビジネスがうまくいかない状態から抜け出す必要があると思います。

ビジネスの世界は厳しいので、堅実に稼いでいる人たちは「やりたいんだけどやれないんだよね〜」と言ってばかりいる人に対し、関心を持ってくれません。
その代わり否定もされません。

また、「わかる〜」と言って同意し話が盛り上がる人というのは、おそらく堅実に稼げていない人でしょう。要するに類は友を呼ぶんです。


なりたい自分になるために、手に入れたいライフスタイルを得るために、自分の未来に必要だけど好きじゃないこともなんとか手がけていきながら、好きなこと、やりたいこと、興味のあることに触れる時間を伸ばせるよう工夫していくことがビジネスにおける努力で、単に手を動かすことではないと思っています。

以前は自分とは違う価値観の人とも繋がったり交流した方が自分のためになるかなーと思っていたのですが、最近それは必要ないなと感じています。

ビジネスの価値観が違う人たちといくら交流したり繋がっても、得られるものがないどころか、ガッカリしたりイライラするだけ。
違う考え方を無理に理解しようとするよりも、そういう考え方の人も世の中にはいるという事実を認識した上で、そっと距離を置くのが一番だなぁと。


好きではないことでも、自分の未来に必要なことであればなんとかやる。
今すぐできないなら、いつからやるか期限を決めておく。
自暴自棄で自虐的な恥ずかしい人にならない。

そんなことを胸に、好きじゃないことと向き合っていこうと思います。


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