月の満ちかけのおはなし。　ー魚座新月ー

今月からゆるりと月と星座のおはなしをお届け。

わたしたちが呼吸をするように、月も満ちたり引いたりと、吸って吐いてのサイクルで動いています。

満月や新月の近辺に出産が増えたり、生理がはじまったりするのも月の働きかけなのかなぁと、この世の神秘に驚き桃の木山椒の木です。

これでもかとパワーが満ちる満月は、実ったものを収穫したり、溜まったものたちをリリースしてあげると心も体も軽やかになったり。(狼人間がでるのも満月！不審者が増えたりもするって言われてますね)
新月は文字のごとく、種まきしたり新しいことをはじめるパワーをふんだんに与えてくれる、なんていわれたりもします。

このサイクルに合わせて、ちょっとした目標を立てたり、ここ最近のことを振り返るだけでも、地に足つけながら月のパワーを使いつつ、小躍りしたくなるくらい軽やかに過ごしていけることでしょう。

そんな小噺をはさみつつ、3/10(日)の魚座新月のおはなしを。

3月の新月は魚座。
12星座のラストバッターでもある魚座は、全体をやさしく包み込むような癒しと浄化のパワーを持つ星座といわれています。
今回はちょっぴりスーパーな星の配置でございまして、人生の土台を安定させてくれる土星と夢やビジョンを司るパワーを持った海王星が月に寄り添うように位置しています。

なんのこっちゃとつっこみたくなる前置きですが、シンプルに “わたし” は何を終わらせ、はじめていくのか。何を大切に歩むのかを見つめていけるといいよね！というのがキーワードってこと。

去年一年を振り返ってみたときに、終わらせたいこと、さよならしたいモヤモヤ。ふつふつと湧き上がる熱い想いや挑戦してみたいことなどなど、どんな感情が出てきたでしょうか？

重たい、軽い、わくわく、そわそわ、不安、幸福感…。

湧き出てきた重たい感情はさよなら、熱い想いはわくわくな気持ちで育む。そんなことを意識してあげるのにぴったりな日でもあります。

もしかすると試練の星である土星が、さよならしようと思っていることに対して揺さぶりをかけてきたり。
はたまた、信じているものごとを反対してくる人がでてくるなんてこもあるやもしれません。

あれ？私の軸ブレブレだけどどうすればいいの？
何を信じればいいのかわからないよ〜
なんて気持ちが芽生えても、それはそれ。焦らずで大丈夫。（全部ひっくるめて全力で生きてんなと私は受け止めてます）

この新月の時期は、今ははっきりみえていなくても心が軽やかになる感覚を信頼してあげることで、よいスタートが切れると思います。

「 I Believe=わたしを信じる」が魚座のテーマ。

春分に向けて、より軽やかで大きな一歩を踏み出せるよう、これでいいのだと信じて進んでいける、そんな新月となりますように。