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和出汁のピクルス

今日は「和出汁のピクルス」の一席。

お店の定番。かつ季節の野菜をいれて日持ちもする救世主が登場。
普通のピクルスは酸っぱくて苦手だよ!そんな人でもパクパクいけたり、いけなかったり。

基本のお出汁」「醤油」「酢」「砂糖」「塩」「お洒落なスパイス」で出来上がります。

材料/2人前くらい

)基本のピクルス液
醤油 スプーン1.5〜2
酢 スプーン 2〜2.5(いれすぎ注意)
砂糖 0.5〜1(甘めが好きな人ちょっと多めに)
塩 2〜3つまみ(ちょっと濃いなくらい)
お洒落なスパイス(自分がテンション上がるスパイスをご用意)
→ローリエ、クローブ、ホールのペッパー、鷹の爪など
 シナモンはやめておいた方がよいと思います

)漬け込むもの(液に沈むくらいの量)
旬の野菜(食べやすいい大きさにカット)、うづらの卵など
→今回はプチトマトを使用。下処理した方がよいものはしましょう。
  きゅうり、パプリカ、ヤーコン(好き)、キャベツなど

作り方

1、基本のピクルス液に必要な材料を全て混ぜる(調和の重要性)
この時のポイント、「若干濃いかしら?いや待てよ、中々に濃いんじゃないか?」くらいにすること。あとは、あまりお醤油やお酢の味が際立ちすぎると、むせ返るので調和を大切に。味の引き締めはお塩。
肝心のスパイス達は、なんかお洒落そうなものを選ぶとテンション上がりますよね(決まりはないのでフィーリングを大切に)。
※甘めが好きなら、ほんのちょっぴりお砂糖を足しましょう(今回のトマトは甘めだったので、少し甘さ控えめ)

※鷹の爪も味を引き締めてくれるのですが、いれすぎると口が辛みでやられるので注意(調和を大切に)

※塩はつける野菜の量、水分量がどのくらいありそうな野菜なのかを想像して足す。ってくらい攻めても良いかも。

2、野菜を切る(盛り付けの妄想と迷走)
何事も経験と訓練が大切です。
さぁ、お皿に盛り付けた時のことを想像してみましょう。今日はガラスの器なのか陶器なのか。平皿、いや鉢なのか。うーむ、彩りはどうしよう。そしてどう盛り付けたらテンションが上がるのだろうか。てな具合。
きっとはじめは時間がかかることでしょう。盛り付けた後に「え?」と目を疑うこともあるでしょう。いいんです、いいんです。迷走しましょう。
ここから道はひらけます、多分。ビリーブ。

2.5、食材の下処理をする(トマトやうづらの卵)

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基本は、生の野菜をそのまま漬け込むだけで大丈夫。
トマトや卵は、下処理をしてあげた方がより丁寧。
※トマトの下処理(湯むき)は、「トマトの湯むき」の記事を参照

3、ピクルス液と野菜のフュージョン

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ドボンと、いや優しくスーっと野菜をダイブさせましょう。
半日、できたら翌日食べるのがおすすめです。

<今日のツボ>
・ピクルス液は「若干濃いかしら?いや待てよ、中々に濃いんじゃないか?」がおすすめ
・調和の心を大切に(調味料の独り勝ち防止条約締結)
・スパイスはテンションの上がるものをチョイス(鷹の爪の量にはご注意!)
・野菜を切るときは、盛り付けの想像を
・盛り付けてみて、センスのなさに涙しそうになっても気にしない。これからよくなる。ビリーブ!


ピクルスは、お料理をうまくてするためのよい訓練になります。
盛り付けを考えながら、漬け込む野菜を選んだり、切り方を考えて見たり。つけ終わった後のことも考えて、この野菜だったらこのくらい薄まりそうだから、じゃぁちょっぴり味は濃いめにしようかなんて具合に。

最初からうまくいったら天才だなと褒め讃え(私はよくそうしてます)、失敗したら「あちゃ〜」と頭を抱えながら頬張りましょう。

次回は、基本の出汁をつかった「茶漬け」のご紹介。
先日魚屋でゲットした鯵を漬けにして上にのせたら、悶絶級にうまかった。

そんな具合に。お後がよろしいようで。

食べたいものをつくる人 高橋 拝

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