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季節は巡る(自選短歌)



一度着たあったかインナー脱ぎ捨てて
春どまんなかへ駆け出していけ



我が家でも開花宣言いたします
ユスラウメの下おやつをつまむ



あれっまだ寒くなるんだ?ダウンとか片付けちゃったよ
春よこいこい



箱ティッシュ2個を鞄に詰め込んで
いざゆけ誇りたかきカフナー



今日寒い?と思っていたら
Vネックのあったかインナー前後逆だった
(首筋ガードし隊)



ばあばの春一年生を送り出し
ちゃんと行けたか?帰って来れるか?



桜から桜へスタンプラリーして
のんびり帰る春の夕暮れ



甘藍(かんらん)を育てているのか
青虫を育てているのかわからぬ畑



川底の泥をゆらりとかき混ぜて
親亀子亀泳ぎ始める



軒下にフキの若葉の生え始め
コロボックルもいるんじゃないか



咲く桜散りゆく桜は葉桜へ
置いてかないでよ待ってよ桜



ぱっつんと枝切り落とした街路樹に
ちょこちょこ生える新芽眩しく



太陽に透かしてみれば若葉にも
もえる血潮のあかくながれる 



いつまでも日が暮れなくて
寄り道が遠くなりすぎて日はもう落ちて


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歌を詠むのは楽しいんだけど、
選んで並べるってのは難しい。
悩んで迷って一周回って意味分からんくなる←イマココ

なーんてモタモタしてたら梅雨入りしちゃったよ。

季節の変わり目の、行きつ戻りつ、揺らぐ感じが好きなのよってことで。ちゃんと表現できてるんだろうか…

来年か再来年の自分は、もっといい感じに並べてくれる気がする。
よろしく未来の私!何やってんだよ〜ってバカにしないでね(笑)

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