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昔取った杵柄とパパはいきものがかり

昨日(6/7)、30年ぶりくらいにザリガニ釣りをした。家の近所で使われなくなった田んぼがあり、子供がその大きな水溜りの中に生息しているアメリカザリガニを発見したのだ。「釣ってみる?」と尋ねると前のめりに「やる!やる!」と言うので昔取った杵柄を見せつけてやろうと思ったわけである。

というのは、子供の頃ザリガニ釣りが得意だったのだ。実家の横に溜池があり、そこをホームグラウンドとしていた。確か防火用水として使っていたのだと思われるその池には、鯉やらウシガエルやらアメリカザリガニがどこからやってきたのか生息していて、毎日のようにザリガニを釣っていた時期があった。小学校時代に「ザリガニ釣りブーム」が巻き起こり近所の子らだけでなく、遠くからわざわざ遠征しにくる子もいた。今はその溜池は埋め立てられて更地になっているが、一時期我々があまりにも釣りすぎるので、その池のザリガニがほぼ絶滅したほどだった。

話を戻す。家にザリガニ釣りの餌となる煮干しがなかったので魚肉ソーセージで代用した。魚肉ソーセージを糸で結び水溜りのザリガニに向けて垂らす。最初はなかなか釣れなかった、だが徐々に昔の感覚を取り戻し、1匹2匹と面白いように釣れはじめ、最終的に10匹を釣り上げた。子供は大喜び。ただ、6月の日差しを舐めていたおかげで両腕と首の後ろの日焼けがひどく、夕方になると真っ赤になってヒリヒリした。それと引き換えに「パパすごい!」とリスペクトされたので良しとするか(単純)。

そして、カナヘビを拾ってきた時のように「ザリガニも飼いたい」と言うので、図鑑を見て飼育法を勉強中なのである。。。私が子供の頃はキャッチ・アンド・リリースが基本だったので飼った記憶はほぼ無いのだ。また、いきものがかりか、、、


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