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#1638 のび太=スティーブ・ジョブズ説

Kindle Unlimitedで和田秀樹著『前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち』を読む。

巻末の橘玲氏との対談で興味深い説が語られている。

和田 『ドラえもん』で考えると、劣等生ののび太がドラえもんというAIロボットにすぐに泣きつき、ドラえもんが未来から機械を持ってきて問題が解決する話なわけでしょ。これをスティーブ・ジョブズとアップル社の優秀な技術者に置き換えると、ジョブズは無理難題を次々に出す役で、優秀な技術者たちがなんとかそれを叶えちゃう。以前は、こうした技術者のほうが評価されていたのに、今はジョブズのほうがすごいってことになっていますよね。そう考えると、のび太のような落ちこぼれが、これからはすごい人になる可能性がある。

和田秀樹. 前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち (pp.110-111). アチーブメント出版. Kindle 版.

巷でよく言われているように、これからのAI時代に求められる人物とはAIを使いこなせる人材のこと。それが”のび太”だという説。そしてそれがスティーブ・ジョブズの実現してきたことと重なるという。(もちろんジョブズの時代はAIではなく技術者を使いこなすという意味で)

言い換えると、これからは問題を解くのはAIに任せ、AIに向かって面白い問いを立てられれるか?が重要となってくる。

このことを、”のび太”という誰もが知っているキャラクターを使って、これほどわかりやすく例えられていることがとても興味深い。自分だったら両者の共通点はメガネくらいしか思い浮かばない。。。

そして私が知る限り、のび太は将来ドラえもんを発明するという記憶だったが、もしそうだとしたら藤子・F・不二雄先生の先見の明すごすぎ!

ただ、のび太の将来はYahoo知恵袋情報だと複数あるよう。初めて知ったぞ。


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