買っただけで満足しちゃう症候群

今、Kindle Unlimitedで「レアグルーヴA to Z」というディスクガイドを読んでいる。呼んで字の如くヒップホップの元ネタになったりした主に60〜70年代のファンクやジャズやラテンやブラジリアンなどのジャンルで90年代以降に再発見され、レアグルーヴと呼ばれるようになったレコードをAから順に並べたガイド本だ。

この本自体は、2009年初版と10年以上前の本なのだが、レアグルーヴの概念自体は変わっていないだろう。

今から20年以上前、私が大学生時代にもレアグルーヴというジャンルは大流行していた。レコード屋さんに行けば毎週のようにレア盤がリイシューされていたし、私もキャプションを見て鬼プッシュされていたらよく買っていた。

今、このディスクガイドを読んでいて思い知らされているのは、買ったまま殆ど聴かずにいたレコードのなんと多いことか!当時は買って満足してしまって、聴かずに過ごしたんだろうか。実にもったいない話である。今はA to ZのRまで読み勧めたが、そんなもったいない音源をA〜Bあたりを紹介して終わりにしよう。


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