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転職後3ヶ月が経過して思うこと

あっという間にSHIBUYA CITY FCに転職してから3ヶ月が過ぎようとしており、いい意味でも悪い意味でも様々な経験をさせてもらい、とても刺激的な日々を送らせてもらっている。
そこで今回は、現在感じていることをいくつか書いていこうと思う。

1、デュアルキャリアとは?

まずは、ここ3ヶ月ほど、サッカーとビジネスの両方に取り組んでみて感じることは、周りのみんなは本当にすごいなということだ。
仕事でめちゃくちゃ忙しいのに、強制されているわけでもなく、自ら時間を作って練習や試合にくる。
普通に考えたら、あり得ない選択をしている。

だからこそ、最近感じることを自戒を込めて書いてみようと思う。

まずは、改めてデュアルキャリアという言葉をググってみた。

○デュアルキャリア
人生や生涯のひとつの軸を「キャリア」と捉え、そこにアスリートとしての「キャリア」というもうひとつの軸を加えた「二重性」を示す概念です。

ここで僕が引っかかっているのは、【アスリートとしての「キャリア」】という一文だ。
果たして自分は【アスリートとしての「キャリア」】を歩めているのだろうか。言葉だけを先行させていないだろうか。そんなことを最近感じている。

二重性を持つキャリア、耳障りはいいものだが、本当に自分に厳しく律することができる人でなければ、「ただ両方やっている人」になってしまう。

サッカーもビジネスも両方やるので間違いなく忙しくなるし、疲れも溜まり、いくらでも妥協できる、他責にできる環境が出来上がる。

「忙しい」「疲れる」そんなことは承知の上でデュアルキャリアというものを選択しているはずなのに、「サッカーをやりたいから仕事はこれくらいでいいだろう」逆に「仕事で疲れたからサッカーはこんなもんでいいだろう」など、本末転倒な思考が出て来る。

さらに、現在いるカテゴリーだと、ハード面での言い訳も容易にできる環境でもある。「コートが小さい」「練習時間が短い」「人数が揃わない」こんなことを理由に逃げ道はいくらでも作れる。

正直、めちゃくちゃかっこ悪い。

自分では常に全力でやっているつもりだが、冷静に後から振り返ると、まだできたなと思うことが多々ある。

つらつらとまとまりのない文を書いたが、要するにもう一度スイッチを入れ直して、サッカーも仕事も本気で打ち込むぞ!ということを決意表明したかった。
どうせ名乗るのであるならば、言葉に見合った行動を体現していこうと思う。

2、プレーヤーを通じて感じること

上記で、デュアルキャリアについて最近感じていることを書いたが、自分の中での変化も感じているので、その辺りについても書いていこうと思う。

○視点の変化
まずは、改めてサッカーを全力でプレーできることに幸せを感じている。
このような環境を作ってくれているCITYには感謝しかない。
しかし、想像していた以上に自分の不甲斐なさに落胆することが多いのが現状である。
ただ、それを補って余りある満足感を得ているのも事実である。

それはなぜか??

1つ理由を挙げるとすると、プロとして生活していた時とは違った視点でサッカーと向き合うことができ、自身の成長の可能性(まだ成長したとは言えない状態なので、、、笑)を感じることができているからではないかと思う。
以前は、とにかく自分が生き残るために今やるべきことに取り組んでいた。シュート練習、パス練習、筋トレなどなど、、、
自分がプレーヤーとしてチームに貢献するために、その時必要だと感じていたことに取り組んでいた。

しかし、今は違う。

当然、プレーヤーとして自身が成長できるように練習に取り組んでいるが、それ以上に、チームが勝つために、チームがうまく回るために、何ができて、どう立ち振る舞うべきなのかを考えるようになった。

自分だけに目を向けていた方が余計なことを考えなくて済むので、気持ち的には楽な気もする。しかし、僕に求められていることは、自分で結果を出すだけでなく、チームが結果を出すための日頃の行動や言動である。

まだまだ理想と現実のギャップは埋められていないが、上記のような思考を回すことを面白く感じている。

とはいえ、プレーヤーとし活躍したい思いも強く持っているので、ここから巻き返していけるよう、地道にコツコツと積み重ねていこうと思う。

3、スポンサーセールスを通じて感じること

次は、スポンサーセールスを通じて感じることだが、とにかく難しいというのが率直な感想だ。

まだ、広告としての価値がほとんどないクラブ。
チームのビジョンや熱量を伝えて共感してもらえるか、応援してもらえるかがポイントになる。初めに想像していた、相手企業の課題を解決する提案とは少し違った力が必要とされるなと感じる。そもそも、課題解決の提案ができていたかすら怪しいなとも感じている今日この頃。

とはいえ、こちらでも日々成長の兆しを感じられており、総じて楽しく毎日を過ごさせてもらっている。あとは結果を残すのみ。

【デュアルキャリとは?】の章でも触れたが、口先だけの男にならないよう、結果にコミットして行動を止めずに動き続けようと思う。

4、今後SHUBUYA CITY FCにてやろうとしていること

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フットサルを通じたチームビルディング研修】を行っていこうと企画している。
「鈴木崇文だからできること」「SHIBUYA CITY FC( サッカークラブ)だからできること」を考えた結果、この企画を形にしていこうとなった。

はじめは、これまでのプロ選手としての経験を、レジリエンス研修やマインドセット研修などに落とし込もうと考えていたが、他社との差別化を考えた時に優位性を感じられないとなり却下となった。

選手として培った経験はビジネスシーンでも活かせるなと感じてはいるが、それ以上に僕には「サッカー」という武器があるなと。これを活かすならば、実際にプレーしようと考えたのが、この企画の始まりだ。

僕はサッカー(フットサル)は最高のコミュニケーションツールだと思っている。サッカーは1人ではできないスポーツで必ずコミュニケーションが必要となる。

相手に合わせたコミュニケーション、その場面に合わせたコミュニケーション、ビジネスシーンでも応用を効かせられる事ばかりだ。

コロナ禍において、企業内でのコミュニケーションは確実に難しくなっている。企業によっては顔を合わせたことがない人がいることも珍しくないのではないだろうか。

この研修では、サッカーというスポーツを通じてコミュニケーションをとることで、企業が感じているコミュケーション不足を解消し、相互理解や親睦を深める場を創出していくことができたらなと考えている。

あとは、とにかくサッカーを楽しいんでもらって日頃の運動不足を解消してもらえたら幸いだ。

もし、この研修に興味を持って頂けたら、喜んで具体的なご提案をお持ちします。笑

最後は少し宣伝も含みましたが、以上が転職後3ヶ月が経過して思うことでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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