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「世界〇カ国旅しました」だけで旅の凄さは図れない

はいさい!
旅好きなウチナーンチュ(沖縄人)のNaokiです!

いきなりですが、僕のトップページの紹介文はこんなことが書かれています。

沖縄在住。過去にギターを持ってアメリカを横断。台湾〜タイとアジアを旅したこともあり。2021年からは毎日投稿目指しています。旅への想いや日常のことを徒然書いています

アメリカ横断、台湾~タイまでアジアを旅、そんなフレーズを書いていますが、実はどちらかと言うとキャッチ―さだけで書いているだけであって、旅の移動距離や期間の長さはたいして関係ないと思っています。

よく「世界〇カ国を旅しました」「世界〇周目突入」などの言葉を見ますが、それは目を引くフックであって、大事なのはその中身だと思っています。
以降は僕の旅観の一端を書いています。
旅好きの人や、コロナが落ち着いたら旅をしたい、旅人のつぶやきを聞いてみたい、みたいな人がいましたら読んでいただければ嬉しいです。

沖縄で出会った若き旅人

ここ沖縄は旅の目的地にも選んでもらいやすく、旅人と会うことも少なくありません。
前に旅中の若者と出会ったときにキラキラした目で「北海道から沖縄までヒッチハイクで来ました!」と言っていました。
誤解を恐れず言いますが…僕は思わず「ご苦労さま。でも飛行機で来た方が速かったよ」と言いそうになりました。

旅はあくまで手段であって、旅で出くわしたストーリーや、旅中にどんなアクションを起こして、何を考えて、何を感じたか、そっちの方が大事だと思うのです。
距離や期間や訪れた国の数は関係ない。

旅の最初に感じた戸惑い

僕の初めての長期の旅はアメリカでした。
ニューヨークに降り立ち、西方向へジグザグに旅しました。
旅の最初に戸惑ったのは、旅に行けば自動的にもの凄い体験が向こうからやって来るわけではない、ということに直面したときでした。
何もしないまま移動すれば、何も起こらないまま横断しきってしまうことだってあり得るのです。
だから例え同じルートを辿った旅でも人それぞれオリジナルになるのです。

もっと言えば、同じ出来事に遭遇しても、捉え方は人それぞれ。
何事もなかったかのようにスルーする人もいれば、小さくても学びを一つ持ち帰れる人もいる。
同じルート同じ出来事でも、人によって旅の濃度が違ってきます。

濃い旅をする方法

では、どうやったら同じルートを旅しながら、より濃い旅にすることが出来るようになるのでしょう。

一つは、旅にテーマを持つこと。
「起業家に会う旅」「沖縄移民のコミュニティを巡る旅」「世界遺産を巡る旅」「世界中のエコい活動をしている団体や人に会う旅」などなど。
テーマを一つ絞ると、アクションを起こしやすくなり、出会う出来事や人が多くなります。

もう一つは、好奇心のアンテナをビンビンに立てること。
いかに小さなことを面白がれるか。
"面白い"は"funny"でも良いですが、どちらかというと"interesting"の方。
”興味深い”という意味での面白いですね。
福山雅治扮するガリレオの湯川教授が言う「面白い」の方ですね。
どちらかというと僕はこっちの方の旅人になりたい。

好奇心の感度を上げると起こる良いこと

こっちの方で旅の質を上げることができれば、どこに行っても、どんな人に会っても、どのくらいの期間であっても、面白い旅になると思うのです。
極端に言えば、近所の散歩ですら旅との垣根がなくなり、旅は非日常だけのものでなくなると思うのです。
好奇心の感度が高いから旅が面白くなるのと、旅で好奇心の感度が高くなって日常が面白くなる。
どちらから始まっても良いですが、僕はそのサイクルを旅を通して楽しい人生を過ごしたいのです。

おわり

旅人批判のようなことも書きましたが、訪れた国の数が多かったり、期間が長かったりすると、体験も学びも比例して多くなる可能性が高いとも思っています。
世界一周した人は「良い経験をしてきたんだろうな~」と想像はできるのです。
旅人に会ったときは、「〇〇に行ってきた旅」という見出しだけ聞いて終わるのではなく、ぜひどんなストーリーを経験したかを聞いてみてください。

ちなみに僕がアメリカの旅でどんな経験をして、どんな学びを得たか、覗いてみてくれたら嬉しいです。
アメリカ横断というキャッチーさだけでなく、実際どんな経験をしたのか。
1か月後にはkindleで出版し、マガジンも有料化にしようと考えていますので、その前に良ければ覗いてみてください。


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最後まで読んでくれてありがとうございます。

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