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みんなのスキンケア

スキンケア、どうしてますか?
スキンケアルーティンってありますか?
こだわりってありますか?

たくさんのスキンケア製品の中から自分の肌に合うものをチョイスするのは本当に難しい。
で結局どうなの?っていう話になりますよね。

ある外資系企業の市場マーケティングのコーディネイトをした時のお話しをシェアしますね。

日本のスキンケア事情のマーケティングということで、
美容皮膚科医、美容ライター、一般人(コスメオタクとピラティスインストラクター)の数名をインタビューした時のこと。

結論から言うと、1美肌を保つには保湿、2日焼けをしない、3糖化を避け、4運動と5食事。このシンプルな回答に一致した。

保湿というと、ヒアルロン酸、ナイアシンアミド配合のもの。
ヒアルロン酸は<肌表面の潤いをキープする効果がありますヒアルロン酸NAヒアルロン酸の分子が大きく肌の深部まで浸透しにくいため乳液やクリームとして使用することが多い、もしくは目元クリームなど肌表面に潤いとハリをもたらす>

ナイアシンアミドは<ビタミンb3と呼ばれるビタミンの一種で水に溶けやすい水溶性の性質を持つ。セラミドなどの細胞間脂質の産生を促し角質層をセラミドが隙間なく満たすことで紫外線や大気中微粒子などの外的刺激を跳ね返すバリア機能が働く>おもにこの2つの成分を含んだスキンケアを使用して肌の潤いを保つこと。

次に日焼けをしない。これは紫外線吸収剤の入っていないもの(肌が敏感な人は紫外線吸収剤が配合していて肌荒れを起こすことがある)でしっかりと肌の光炎症から守ること。それでも心配な場合は、美白サプリを飲み内側からのケアも忘れずに、光老化を排除することを意識。

すごくシンプルなようだけど、これが柱みたいなもので肌表面のケアはこの2つを徹底することが大事。

その他の美肌を作りに必要なものが
糖化を避ける。糖化とは体の中でタンパク質が脂肪が余分な糖と結びつくこと。糖を摂り過ぎると体内でタンパク質や脂肪が余った糖と結びついて肌のコンディションを大幅に低下させます。糖化が進むと肌の弾力が劣化するのでシワやたるみの肌トラブルが起こります。
肌たるみ頬や口角が下がって行くのも糖化が原因。

この糖化を避けるためにも食事が大事。
肌の糖化が一番進むのが血糖値が急激に上昇する時。
血糖値の急上昇を避けるためにも、食べ方として、野菜を最初に食べる。
トンカツ定食をオーダーしたらキャベツを先に食べる。
このようなちょっとしたことで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
糖化を防ぐ栄養素としてビタミンC、鉄分、カテキン、食物繊維、発酵食品、コラーゲン(サプリなど)

糖を摂取することは生命を維持するために必要なエネルギー源ですが、
摂りすぎないよう、摂取しても食事の食べ方を工夫するなどをおすすめ。

そして何より、美肌作りには運動。立命館大学スポーツ健康科学部がポーラ化成工業と共同で行った研究で、運動することで肌状態が向上することが明らかになった。
しかも有酸素運動と筋トレの両方で真皮の弾力性と構造を改ざんさせることができることが明らかになった。ハリが良い状態になるのは有酸素運動でも可能だが、真皮の厚みという見た目年齢に関係する箇所は、筋トレの方が特異的な適応だった。
しかも筋トレは鍛えた箇所だけでなく、体全体に影響があるそう。
筋トレをすることで分泌するマイオカインは糖質、脂質代謝への関与があるため、先に述べた糖化を抑制してくれます。
また血流の乗って全身に運ばれ様々な臓器に良い影響を
もたらすことになります。
また肌にもシミを抑制し、コラーゲンを生成することで肌にハリをもたらしてくれる効果もあります。

以上の5項目を日常生活に取り入れたら美肌になる。
これが結論。
究極これだそう。
そして美容業界20年以上の私もそう思う。

来日された外資系メーカの方々もある意味納得されたいました。
日本にはスペシャルな美肌チップスがあるのではないか?
そんな思いでリサーチされていたと思うが、結構シンプルで拍子抜けされたかも?でも実際それはとてもシンプルで
今のところの科学で解明されている美肌知識。

運動が肌にもたらす研究結果は日本が発表した最新の実証になるわけで、
こちらは最先端の情報になります。
運動は体に良い、認知機能に良いと言われていたが、
肌にフォーカスして研究したのは初めて。
この知識を知って運動と筋トレをするとより熱が入りますね。
筋トレ苦手だった人もこれを機に初めて見るのもいいかも。

1から5のステップを日常に取り入れてどうぞ年齢と反比例する美肌を創り育てましょう〜






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