愛のある場所
少し前ですが
YouTubeチャンネル みせたいすがたにて
「愛のある場所」という
全5話、25分ほどのドラマが公開されました｡
もう見てくださった方もいると思いますが
より一層、作品を深く味わって頂くべく
今日はこのドラマについて
お話したいなーと思っています。
オフショットを沢山盛り込んでます
それはそれは、ふんだんに！！
まずドラマのリンク載せておきますっ
お母さん役ですよ…まさかまさかの、、笑
まさか、でもないか？年齢的にも。
しかもこれまでも母親役は2、3回やったなぁと記憶しています。
地上波の連続ドラマですら、
いまや撮影前の本読みやリハーサルって
減ってきたと思うんですけど
今回この作品では、2度に渡り、役者の打ち合わせやら本読みやらがありました。
作品の大小や、視聴者の数とは関係なく
純粋に良い作品を作りたいという監督・スタッフの想い。
25歳を超えてからの私は演じることに対し、
どこか「そう見えればいい」「台本に書いてあることをしっかりやる」
ということに甘えてきた部分がありました。
特に連ドラの現場は、
考えてきたことよりも、監督に言われたことに柔軟に対応することの方が
今の自分には大事だな、なんて思っていたので
だけど今回のこの役は
＠母親ということ
＠そして妊娠する前から子供が大きくなるまでの長い時間を演ずること
＠ファッション業界で働く女性として
時系列や、その当時 日本ではどんなことが起きていたのか。
彼女の生活についても様々なことを把握して演じる必要があり
久しぶりにこんなにも裏側を作るような
作業をしました。
若い頃は、台本の後ろの方(memoと書かれた空白の部分があるんです)に
びっっしりと役のバックボーンや気持ちを書いていたことを思い出しながら
でもあの頃は気持ちだけを100パー込めて
客観的なこと(役として作品の中でどうあるべきか・カメラの映り方)など
全く考えられる力がなかったので、笑
今培われているであろう((あろう))
対応力や技術力
プラス、役について深掘りすること
ということがこの作品では
体現できるんではないか。と
大事に大事に、準備していました
熱が出たマホを背負ったシーン
主題歌の
「There will be love there -愛のある場所」は、
中学生の頃よくカラオケで歌っていたし
ボーカルの川瀬智子さんがすごく好きで
Tommy february6、Tommy heavenly6の曲も毎日聴いていました
なのでこの話を頂いたとき
やっぱり自分には引き寄せる力があるのかもしれないと思いました。(自意識過剰かも)
(顔がタイプすぎるのと曲とmvが懐かしくてキュンとするので貼っておきますw)
そして、この撮影の数日前に、
久しぶりに母に会ったんです。
他の誰かだったら、会話をしていても
うまく話せてるかな？伝わってるかな？
話すの下手と思われてるんじゃないかと、不安になることが多いんですけど
母はいつも、うんうんと楽しそうに聞いてくれるから安心して話すことができる。
他人に話すと自慢に聞こえるようなことも、母は自分のことのように喜ばしく聞いてくれる。でっかい愛の抱擁力。
好みや趣味も私と母は似ていたり
演じたマリコとマホの関係とはかなり違うなと感じます。
その違いを自分の中に落とし込みながら、
それでも母から娘に対するとてつもなく大きな愛という意味では同じだということ。
まだ分かりきってないその感情を
少しでも掴む気持ちで。
いつになるか分からないけど、
いつかは分かることになるんだろうなぁ、
なんて思いながら。
メイクや衣装もスタッフさん方が
素敵にマリコを作ってくださいました。
強めの役の時は、
現場であまり話しかけられない、
高田あるあるが発揮されてましたね
イヤなんだよなー、これ笑
ほんとはそんな人間ではない！と思いながらも、そう見えるのは事実だから
こっちからガンガン話しかける。いつも。
でも、そんな、さまざまな顔を持った自分を愛していきたいと思う所存です。
羨ましいほどの美声だ。。。
監督の遠藤泰己さんの概要や作品に対する思いを聞いたとき、
すごく自分と似たまなざしを持った方だなぁと思いました。世間や物事に対する。
撮影監督の新出一真さんは
Netflixの「First Love初恋 」の撮影をされた方。やはり、映像が美しすぎる。
これからも愛を持った方たちと
愛のある場所、で生きられるように
自分を高めていきたい
然るべき場所にしか行けないなら、
行きたい場所に行ける自分であるように
真っ当な心を、心がけたいと思います
あなたが嫌いなその人にも
その人のことを愛する人が居るということ
そう思えば、誰かを傷付けたくなる気持ちも無くなるんではないか。
わたしはそう思っています
貴方の愛のある場所はどこですか？
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