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「劇場総集編 ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:」をアニメ(ほぼ)未視聴で鑑賞した感想

「劇場総集編 ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:」を鑑賞した。
(以下タイトルは「後編」と表記。なお、「Re:」は「前編」とする)

前編を鑑賞した感想を書いたので、後編も書こうかと。

まず、アニメ未視聴で挑んだ前編から後編を観るまでに、原作3巻途中、TVシリーズ2話までの知識を得た。
(原作は1日限定無料キャンペーン時に読み進めたものの、間に合わず)

前編感想を書いた後、有識者の方々からアドバイスを頂いた。
「後編を観てからTVシリーズを観た方が良い」
「後編の前にTVシリーズを観た方がより楽しめる」
どちらの意見も頷けるもので、どうするか悩んだ結果…時間的制約やタイミングもあり「後編にあたる部分を原作で履修する」という結末に。
それはそれで、原作の描写が映像でどのように表現されているか楽しみになって良かった。

ここからは劇場版のネタバレ含むので注意↓
すべてのシーンに言及すると文章量がとんでもなくなりそうなので、特に印象に残ったシーンについて書いていこうと思う。考察などなく、ただの感想。



オープニング


・入り方が良すぎる!
「初ライブの3曲目をオープニングに持ってこよう」と言った人に拍手したい。
・冒頭のシーンから「今回は喜多ちゃん(とぼっち)の物語なんだな」と伝わってきた。
・それぞれの夏休みが可愛い。

中盤


・夏休みの思い出作り、青春してて可愛い。
・喜多ちゃん以外の貴重な笑顔シーン可愛い。
・基本的に演奏シーン以外「可愛い」以外の感想がない。だってずっと可愛い。
・ぼっちが倒れて保健室で寝てる時、喜多ちゃん「カラカラ」聴いてた?
(今も山田に憧れてるんだな…と細かいところで感じさせてくれるの良い)
・「ワタシダケユウレイ」に痺れた。劇場の音響で聴くのが初見で良かったなと思ったシーンその1。
・「ダーウィンが喜多!」好きすぎる。もっとやって欲しい。

文化祭LIVE


・「忘れてやらない」は喜多ちゃんの良いところ全部詰めって感じ。
・何が起こるか知っていても「星座になれたら」は手に汗握る展開だった。
・トラブルに見舞われても曲は淡々と続いていくあの感じ、音楽経験者なら何かしらのトラウマを刺激されて苦しくなるんじゃないだろうか。私はなった。
・鑑賞した日に書いたメモ、「星座になれたら」については「郁代~~~~~~~!!!!!」としか書いてなかった。
・郁代がソロ弾き始めた時、涙が溢れた。劇場の音響で聴くのが初見で良かったなと思ったシーンその2。
・ぼっち格好良くて泣いた。
・ぼっちを信じて顔を見合わせ間奏リピートするリズム隊にも涙した。
・苗字呼びから名前呼びになる瞬間にしか得られないときめきはある。

エンディング


・後編のタイトルを知った時から期待はしていた。
イントロで「あれ、新曲? いや…これは…」と思っているところにあのギターリフ。
たった4つの音で人は泣ける。今でも聴くと泣いてしまう。
・「このアーティストのこの曲が好き」という聴き方をしがちな私が、アジカンで特に好きな曲。それが「Re:Re:」だった。
アニメ「僕だけがいない街」のオープニングからこの曲を知った。
今回、ラストシーンの演出が「僕だけがいない街」を意識しているように感じた。オマージュだと考察している人を見かけたけれど、私もそう思う。
・劇場版とTVシリーズではラストシーンが異なるそうだが、時間が巻き戻ってぼっちの原点に立ち戻るシーンは好きだった。
ぼっちはバンドメンバーという唯一無二の仲間を得たけれど、ずっと感じてきた孤独感はそう簡単に拭えるものではないだろう。
それでもその孤独があったからこそ、今の立ち位置を得られた。
後悔するような過去があって今がある、という肯定のように思った。

最後に


これを書いている現在、原作は全巻購入読破済み。TVシリーズは6話まで視聴した。
見事なまでにハマッている。
ここまでハマるならTVシリーズをリアルタイムで視聴していれば良かった…と思わないといえば嘘になるが、人にはハマるべきタイミングがあるとも思う。
私の「ぼっち・ざ・ろっく!」との出会いははこれで良かった。
これからの展開をリアルタイムで追い掛けていくのが楽しみだ。

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