そっちゃんのデビュー作品のお知らせ

とうとう僕に出演オファーがきてしまった。

今、ママが所属している劇団では
YouTubeで動画配信をしている。
そこに僕も出演することになったんだ。

そっちゃん、子役デビュー巻だ。

役どころは、
古き昭和の子ども役。
もちろん、台詞はなしだ。

役者さんに抱っこされたり、
歩いたり、走ったり…
まぁ僕が普段からあたり前にできることだ。

撮影現場まで、
この日はベビーカーではなく、
台車で移動だ。

さすがに僕もお昼寝ができないと
疲れてくる。
なかなか落ち着けない環境で
午後からは疲れもMAXだ。

そんなことになると…
誰にもあやすことも、
手がつけられなくなる。

撮影中断だ…

ママが僕を抱っこであやしながら、
ど〜するか？話合いスタートする。



そして…
方向性は決まった！

『たっこ、お前が出演しろ！』

思わぬかたちでママの役者復帰だ。

ここからはバタバタだ。
予定ではなかったママが出演するとなると、

ストーリーの書き換え、
衣装の準備…

父親と子どもの設定を、
祖父と子ども、子どもの母親に変更し、
再び撮影スタートだ。

久しぶりの演技に戸惑うママ、
『背中で演じろ！』と怒られる。

撮影をすると意識してしまい、
無意識にカメラを見てしまうママ。

そのクセは今だになおっておらず、
メンバーから変わってないな〜と、
笑われる。

代表のカメラを止めさせるのは、
僕ではなくママの方が多かったな。

僕以外の役者さんも台詞はなしの動き動画だが、
どんな作品になるのか？
僕も楽しみだ。

1日の撮影…
僕もさすがに疲れぞ。

次の日は保育園だし、
僕もなかなか忙しいな。ほんと。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

そっちゃんでした。