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[リケダン健康論のあとがき]#2-2 ビタミンC

ビタミンCの二つ目のエピソードに関するnoteです。お聴きになっていない方はまずはこちらから↓


>ビタミンC作れるやつとそうでないやつ


大多数の哺乳動物がビタミンCを作れるよ、という内容にびっくりされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

我々ビタミン作れないチームは実はマイノリティなのです。

作れないチームのメンバー↓
・人間を含む霊長類の一部
・モルモット
・コウモリの一部
・スズメの一部
・ほとんどの魚類

※赤矢印のところで遺伝子の突然変異が起こったそうです。

Owl monkey(ヨザル)とLemur(キツネザル)は猿の仲間にも関わらずビタミンCが作れるというわけです。上のほとんど作れるチームの皆さんもコウモリやモルモットはやはり突然変異でビタミンC作れません。なんてこった。。。


>ビタミンCの将来性について

ビタミンCは今後もとても期待されている栄養素の一つです。本編ではガンとか、心血管疾患とか白内障に効くかどうかがいまいちよく分かっていない、と紹介していますが、これは完全に否定されたということではないんです。今後の研究+発見に期待しましょう。

東京都健康長寿医療センター研究所のHPに掲載されている研究によりますと、マウスの実験ではビタミンC不足の場合に老化が進んで寿命が4分の1になったとか。

参考:ビタミンCが足りないと老化が進む!? (https://www.tmghig.jp/research/topics/201606-3386/)

ビタミンC不足=4倍の速さで老化

です。

>食品 VS サプリメント

厚生労働省が発表する通り、サプリメントだけでのビタミンC摂取は私個人としてもお勧めしません。サプリメント全般を個人的に利用しないので偏った意見になってしまうかもしれませんがお聞きください。

たとえば今は地域にある生産者の名前が分かる直売所がたくさんありますよね。きゅうりでもナスでもトマトでも生産者の名前がシールに貼られています。その生産者のことを個人的によく知らなくても、地域で取れた野菜なんだなぁと分かります。

サプリメントは、その原料、加工プロセス、販売までのルートや時間などがいまいち不透明です。ものすごく良いサプリメントだ!と主張して販売している企業、個人を含めて、そのサプリメントがどうやって作られているか、その生産工程を見たことがある人は一体何人いるのでしょうか。売っている人すらその生い立ちや中身を知らないなんて、ちょっと不透明すぎやしませんかい?

てなわけで、私はサプリメントは摂取しません。



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