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●自己愛のタイプ「改心の理 5」

自愛の精神の人は、真心から人を思いやる事があまり出来ない閉鎖的な心でありますが、大きく分けて3つのタイプが御座います。

■「A」 人の事が気が付かないので、人の事が思えない人

■「B」 人の事が気が付く事が出来るにも関わらず、あえて人の事を見向 
     きしない人

■「C」 人の事が気が付くが、人の事を思わない人


●Aの人は、自らの思いや感覚のみに囚われて、人の事を考えようと思えないので人の気持ちを感じ取れない人です。

これは、幼い子供が他の人の気持ちを考えない状態と同じであり、自らの事しか見えない、精神が幼い状態なのです。

心は弱いがプライドが高く、協調性に欠け、人の気持ちを察する事が苦手であるので的外れな言動をしたりします。

これらは悪気や自覚がある訳では無く、ただ気が付かない状態なのです。

・人に認められたい思いが強い

・人の事が気が付かない。

・人の気持ちに気が付かない

・我に囚われている

・自らに引き籠る

・鈍感

・協調性が欠落

・個人主義

・自らに引き籠る

・心が弱い

・プライドが高い


●Bの人は、自らが人に目を向ければ、相手の気持ちはある程度感じ取れる人であるにも関わらず、あえて見ようとしない人です。

このような人は、心は弱いがプライドは高く、面倒くさがりで横着者であり、自分の事を優先し人の事は関知したくない性格の人です

AとCの中間的なタイプであり協調性に欠けるが、人中でも対応する事ができるものです。

・面倒くさがり

・横着者

・協調性に欠ける

・我に囚われている

・自らに引き籠る

・個人主義

・心が弱い

・プライドが高い

  

●Cの人は、人の事にとても気が付くが、人の事をあえて思わない人です。

人に対しての真の愛情に欠けて、自らと他者を比較し張り合う競争意識がとても強く薄情で我がままな人なのです。

自らにプライドを持っており、知識や学問(学識、学力)などの劣る人をさげすみ、見下して批判したりもします。

知識や学以外の「腕力、財力、権力、地位、名誉」などに頼る人は自らの得意とするもので人と比較や張り合うものです。

しかし、自らに自信が無く内面の心は大変に弱く、常に不安を抱えている人なのです。

この心の弱さの反動として言動に表れるのです。

・我がまま

・自己中心的

・人の事がどうでも良い

・優しさが無い

・薄情

・陰険、意地悪

・人と比較し張り合う

・人を馬鹿にする

・人を見下す

・プライドが高い

・学に囚われている

・心が大変に弱い


※ A、B、Cには、それぞれ「内向き」と「外向き」の人があります。


厳瑞

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