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メイキング・オブ・ハリー・ポッターは小さな子供連れにはなかなかしんどかった

としまえんの跡地に開業したメイキング・オブ・ハリー・ポッターに3歳と5歳の子供を連れて行ってきました。

子供のためにというよりは、開業前から呪文のように「行きたい行きたい」と唱えていた筋金入りのポッタリアンである妻のため。妻は大満足。私もそんな熱烈ファンではないものの、映画は一通り見たことはあるので楽しかったです。

ただ、個人的には「小さな子連れで行くのはなかなかしんどかったなー」というのが正直なとこなので、その辺も含めた子連れ目線での感想をシェアしたいと思います。

ながーーーい正式名称「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」とある通り、ここはいわゆる「遊園地」ではなく「スタジオツアー」なので乗り物とかは一切なし。

この「スタジオツアー」っていうのが、実は行ってみるまであまりピンと来てなくて、ずーっとツアーガイドに連れられて、舞台セットを次々見て行くのだろうか?と思っていました。

実際はエリアが細かく分かれていて、最初の何部屋かを過ぎてシアターで短い映像を見た後、大広間のドアを開けるところまでガイドの案内で行きますが、そこから先は各自自由に見るという流れでした。

館内図(公式サイトより

大広間を開ける瞬間はハイライトの1つでしょう。中に入るとそこは本当にハリーポッターの世界。

スネイプ先生
ダンブルドア校長
グリフィンドール
壁の彫刻もすごい
小物もしっかり作りこまれている

本当に細かい所まで丁寧に作りこまれてて溜息出ますね。テーブルのこの古い質感とかどうやって出すんですかね。

ヨーロッパのお城感。絵画もほんものなのかな?
(ガイドの方が本当にこのために描いたと言ってた気が)

館内の展示エリアに関しては当然ながら飲食禁止なのですが、そもそも飲食物自体が持ち込みNGなので、子供達の「のどかわいたー」や「おなかすいたー」に対応できない。

と思っていたが、帰ってきてから公式サイト見たら子ども用は持ち込んでよかったのか。。。現地で入る前に言ってほしい。

ベビーフードや小さなお子様のおやつ、食物アレルギーをお持ちの方が別途ご自身の飲食物を持込む事、および水筒や蓋つきペットボトルなど、中身がこぼれないよう密封できる容器で飲み物を持ち込む事は可能です。

公式サイト 入館時のお願い

むしろ、小さな子連れ見かけたら『道中長いよ?おやつとか水筒とか大丈夫?』くらい言ってほしい。ちょっと配慮足りないよ。私の耳と目に届いていたのは『飲食物持込禁止』だけでした。

しかも、よく調べなかったのが悪いのですが、行くまで施設の規模感がわかっていなくて、適当に1~2時間くらいかな?と思ってたら、普通に見て回ると4時間以上かかる!そんな広いんかーい!

先ほどの館内図の右上にあるバタービール・バーバックロットが飲食店で、我が家はバックロットで食事をしたのですが、そこまでたどり着くのに3時間くらいかかるので、そこまで飲まず食わずというのは大人でもなかなかつらいので、未就学児には結構ハード。魔法学校辛すぎ。。。

バックロットでご飯。お子様セットあるのありがたい

そして、館内図を見ての通り、部屋から部屋へ一方通行で順番に見て行くので飲食店へショートカットもできず。子供のグズグズっぷりにバックロットの前の数部屋はあまりじっくり見れなかったです。。。

やっと辿りついたバックロットで息を吹き返した我が家は、ふたたび魔法の世界へ。

3回建てバス

その先には、もう一つのハイライト、ホグワーツエクスプレス!
いやーもう、かっっっこよすぎる!!!

ホグワーツエクスプレス

正面から写真を撮りたい人と、9と4分の3番線で壁にカートが埋まってるアレの写真を撮りたい人は、それぞれながーい列を並ばないといけないので、我が家はパス。さすがに妻も長蛇の列を一目見てすぐ諦めました(笑)

列車の周りも細かい所までほんとによく出来てる。
いい仕事してますねぇ〜

この大きな時計もかっこいい
列車に乗り車窓から外を見るとカゴを載せたカートが見える
こういう所までちゃんと作り込むのすごい

そしてそして、ほうきに乗って空を飛びましたよ!
写真数枚と動画のダウウンロードで5千円と、これまたなかなかの強気な価格設定!しかも乗る前に教えてくれない!! まぁ楽しいから払ってしまうんですが(笑)

ただ、グループでまとめてくれるのは良心的だなと思いました。我が家は私&息子と妻&娘で2回撮影しましたが、まとめて5千円。

空を飛ぶにもお金がかかる(笑)

ひとっ飛び終えたところで、これまたため息が出るほどよく作り込んであるダイアゴン横丁へ

この古いガラスの感じとかどうやってんすかね
鍋過多。鍋1つ1つ表情が違っててすごいわ
右の赤いシルクハットのおっさん動くのよ
いや〜もうこのボロボロ感たまらない

最後のシメはホグワーツの模型。模型といってもなかなかデカくて立派。

細かいとこまですごい

360度ぐるっとまるっと見れて、照明も周期的に色々変えてくれるので、角度や照明によって変わる表情を見ているのが楽しい。

なのでゆっくり色んな角度から写真撮りたかったですが、、、ですがぁぁっっ、、、!バックロットで充電した子供達が再び充電切れでグズグズ。。。ほぼ通り過ぎるように部屋をあとにしました😭

それもそのはずこの時点で20時前。我が家が入館したのは14時半。つまり、5時間半経ってるが、バックロットでの休憩以外はずっと歩き回っているので、そりゃ限界(笑) 僕も妻もくったくた。。。こんなに広かったとは。。。(下調べ不足)

最後にハリポタグッズ満載のギフトショップにたどり着くというお約束の展開なのですが、鉄の意思で何も買わずに見るだけにとどめた妻に感謝。そう、おっしゃる通り、その何千円もする魔法の杖なんて買わなくても、うちの台所の引き出しには、似たような箸がたくさん入っています(笑)

ギフトショップの頭上は魔法の杖の箱でいっぱい
飾りなのか在庫なのか。。。

まぁ、文句ばっか書き連ねましたが、ディズニーランドとはまた違った体験が新鮮で、とても楽しめました。もっと事前に色々調べて、もっと覚悟して行けば、もっと楽しめたなと(笑)


ちなみにこの施設、お値段もなかなかな上に、日時指定・完全予約制・キャンセル不可という、なかなか強気な設定です。

ちょうど我が家が入場する際に、隣にいた高校生ぐらいの若い女性二人が日付を間違えていたらしく、スタッフに指摘されて固まっていました。。。あの方たちはどうなったんだろうか。。。行く方はくれぐれもお気を付けください。


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