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マストワンの効用

久々に「マストワン」と言う言葉と再会しました。

「マストワン」と言う言葉は所謂、サイバー(エージェント)用語の一つで僕自身も最も影響を受けた言葉の一つのような気がします。
今日はそんな「マストワン」に関して少し触れたいと思います。

何故、「マストワン」と言う言葉が大事なのか?

日々沢山の業務に追われると気付いたらもう夜………
そんな経験を皆様もしたことがあると思います。

曽山さんの言葉をお借りすると

大事なタスクを決めないと「全部大事のワナ」にハマります。全部大事となると他のタスクが気になって、業務に集中できません。
結果どの業務も中途半端になって、「今日は1日、何をやっていたんだろう」という状態になりがちです。

「今日の一番」を決めておけば、その一番が少しでも前進したらそれが成果物。
1日の成果が出たわけですから、今日の自分をよくやったと褒めることができます。できなかったとしても、なぜできなかったのかを冷静に振り返って、明日やろうと決めれば良い。
引用:https://ameblo.jp/dekitan/entry-12589847959.html

日々のタスク管理だけではない効用

経営や事業の戦略決定において大事なことは「何をやって、何をやらないか」を決めること。

そう言う局面でも「マストワン」が有用だったりします。

日々、重要な意思決定をしなければならない中で、重要度のグラデーションを付けることが大事です。

「マストワン」は目標を一つに絞る、と言う意味では決してありません。

目標はひとつに絞るのではなく、最も重要なものをひとつ選ぶ。

これがポイントだったりします。

OKRなどの様々な目標設定方法がありますが、
例えば今期、今Q、今月の目標を達成するために何にフォーカスすることが最も成果に対してインパクトを出せるのか?

何がなんでもこれだけは達成する(定量もしくは状態目標など)、仮に達成が出来れば、成果に大きく繋がる、そんなものを「マストワン」に掲げると、日々の大量の業務や意思決定の連続の中で、成果を出すことに近づくように思います。

短期で成果が見えづらい業種、職種ほど効いてくる

実は、曽山さんの「マストワン」に関してTweetしたら現役 / 元CAからの反応もありました。

上記のやりとりに触れているように営業などの成果が分かり易い職種じゃないスタッフ職であったり、本社機能(人事、法務、財務経理など)ほど「マストワン」を決めることで日々、仕事の成果に対して前進していることが実感出来たりするのでオススメです。

少し古い記事ですが曽山さんが当時「マストワン」を人事部門で運用していた際の記事を見つけたのでこちらも参考にしてみてください。

またサイバー出身で、メルカリを経てドクターズプライムを創業した尊敬する後輩であり起業家である高橋さんも

無意識の内のチームメンバーとのコミュニケーションで「マストワン」を使っていたそうです。

まとめ

「マストワン」を決めることは成果にグッと近づく良いメソッドだと思います。
日々がなんとなく過ぎ去ってしまって悩んでいる方などが居たら、試してみては如何でしょうか?

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