『おじいちゃん、死んじゃったって。』を読んで。
父方のおばあちゃんがなくなったのは、正月3が日が明けてすぐのことだった。おばあちゃんにとって僕は初孫であり他のどの孫よりもかわいがってくれた。両親の折り合いが悪くなり父よりも母を選んだ僕だったが、僕には優しく接してくれた。それでも、仕事をしていたこともあったが、やっぱり会うこともほとんどなくなっていいた。おばあちゃんと会った人たちから話を聞くと、時々僕の安否を訪ねていたそうだ。
折り合いが悪くなり何年も経ち、久しぶりに会ったのは病院でだった。おばちゃんが入院したという知らせを