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スパイスカレーを作ってみました〜スパイスカレー上級者への道のり

私の趣味はスパイスカレー作りです。
たいした趣味の無い人間ですので「趣味」というのもおこがましい感じもするのですが1年前からスパイスカレー作りを始めて作る度にスパイスを増やしています。

スパイスカレーを作るキッカケ

以前からスパイスカレーを作りたい願望は有りましたが腰が重くなかなか作れませんでした。
キッカケは関西テレビの土曜の朝に放送している「土曜はナニする!?」の特集でした。スパイス料理研究家の印度カリー子先生のスパイスカレーの作り方の紹介です。

作り方は簡単、玉ねぎ、しょうが、にんにくを刻んで焦茶色になるまで炒め、トマト入れてさらに炒め、水気が無くなったらターメリック、クミン
、コリアンダーと塩入れてスパイスカレーの素となるグレイビーの完成です。

チキンカレー・・・グレイビーと鶏肉、水、牛乳を7分煮て完成です。

キーマカレー・・・グレイビーと挽肉、ヨーグルトを入れて炒めて完成です。

ポイントさえ掴んでおけば簡単です。

徐々にスパイスを増やしていく

スパイスカレーを作る度にスパイスを増やしていっています。現在は13種類です。ここで現在使っているスパイスのご紹介。

基本のスパイス3種
・ターメリック・・・黄色の色付けに使います。美肌効果や肝機能向上の効果あり。   
・クミン・・・カレーの匂いの根幹となります。ほんのり辛味と苦味あり。
・コリアンダー・・・爽やかな香りと甘い香りを併せ持っています。食欲増進や美肌効果あり。

その他のスパイス
・チリペッパー・・・主な辛味の成分です。食欲増進、発汗作用あり。
・パプリカパウダー・・・辛味のない唐辛子、甘酸っぱさあり。
・シナモン・・・ほのかな甘みのある独特の香り。
・ガラムマサラ・・インドの何種類かの混合スパイス
・ナツメグ・・・香味が強く独特の香り。肉などの臭み消しに使われます。
・カルダモン・・・爽やかで上品な香り、体を冷やし、消化を助ける作用あり。
・フェネグリーク・・・重量感のある甘い香り、コクや深みが出る。
・クローブ・・・独特の香りで殺菌力が強い。
・オールスパイス・・・ナツメグ、グローブ、シナモンの風味を併せ持つ。
・ブラックペッパー・・・強い刺激と清涼感、辛味あり。

ブラックペッパーやナツメグはたまたま家にあったものをそのまま使っています(笑)!
おすすめはカルダモンです。これを入れたらカレー自体の香りがかなり上品になります。お値段もちょっと高いです。他のスパイスが100~200円に対してカルダモンは400~500円します・・・ただ高いだけは有ります。チリペッパーも良いです。ある程度でしたらほんのり辛味が出てカレー感が上がります。入れ過ぎは注意ですね。

先日作ったカレー

スパイスの調合や具材のバランスで味が変わってきます。今回のカレーはスパイスの特性を加味して、香りの良いスパイスは多め、苦味の強いスパイスは少なめにしました。これが大成功でした。

もう一つのカレーとの戦い

自分の作るカレーで一般的なカレーにプラスアルファで格段に美味しくなる方法が有ります。
飴色まで炒めた玉ねぎに市販のカレー粉(ジャワカレー)、隠し味にコーヒー、牛乳、ケチャップ、ソース、醤油を入れて仕上げにすり下ろしたりんごとハチミツを入れるカレーが有ります。
ここまでスパイスカレーの話をしてきた癖して、なんと久々に先日作ったこっちのカレーの方が美味しかったです…
自分のカレーに自分のスパイスカレーが負けてしまった…しかも現状勝てそうもないくらい美味しい…

このカレーをスパイスカレーと融合出来ないかが今後のテーマです。

師匠の本のご紹介

ここで最後に私が勝手に師匠と思っている印度カリー子先生の本のご紹介です。

「印度カリー子のスパイスカレー教室」です。
こちらを購入しましたがかなりレベルが高いので、まだまだ作れません…
テンパリング(スパイスをホールから炒めたりして油に香りをつけていく方法)などもいずれはしてみたいです。

スパイスカレー…

それは奥が深い世界です。

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