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【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2022】§7 巡礼3日目

7日目:サンセバスチャン→? ?

朝8時にマーティンと会う。
3人でカフェを探して朝ご飯。

ヨープとエリーのペアも合流。
オランダ人。

仲良く歩き出す。
英語話せればいいのだけど、話せないのでちょっとしか会話に参加できない。
それでも適度に会話する。わかる単語で返す。




しばらく歩いているとユリア(イタリア人)が合流。
はじめまして。
朝10時にサンセバスチャンを出発したと。
追いつかれた。
早いでしょ、と言っていた。

途中で休憩。
またイエローデリ。
ドネーションする小銭がなく、気持ちだけ。

ユリアとマーティンは歩くのが早い

さて、ここからが問題。
サラウツの宿が高すぎる。アルベルゲも8月までしかやってない。
ユリアとサラウツまで行くつもりだったけど、オリオのアルベルゲに泊まることに。

断られました。もう予約でいっぱい。

リー、マーティンは予約してあったので大丈夫そう。
一緒に宿を探してくれた。
全然ない。見つからない。
次のアルベルゲまで3時間歩いてもいいけど、もし空いてなかったら、、、電話してみたけど繋がらない。

「タカは荷物置いて座って休んで」と言ってくれる。
戦力外だからしょうがない。

リーが宿を見つけてくれたみたい。
ユリアが電話する。
「2 people ~」と言っている。僕の分も取ってくれみたい。
宿が取れた。なんて優しいんだ。
1部屋でベッド2つ。55€だからsplitね。

同じ部屋?
日本にいても、同じ部屋でいいか、なんて経験はない。
急に緊張。

まあとにかくありがたい。英語喋れなくて会話も盛り上がらないしつまらないだろうに。

リー、マーティンと夜ご飯の約束をして、宿まで2人で歩く。

近隣地図

歩きながら、英語話せないよと言ったら、

「私もコロンビアに4週間いたけど、最初スペイン語話せなくて黙ってた。
でも2週間したころからだんだんと話すようにした。繰り返し繰り返し話す。それでちょっとずつ上達した。あなたもそうなる。」と。

そこからは会話というよりも日本についてなどの質問をされた。
わからない時はわからないと素直に言うと言い直してくれた。
ガチトレーニング。
Duolingoをおすすめされた。
やっぱりこれなのか。

先にスーパーに寄る。
遅めのお昼を買って海沿いに座って食べる。
ベリーを分けてくれた。
喋れないので助け合いにならず、一方的に助けてもらっている。

宿に着く。
途中2回も間違えて違う建物に向かってしまった。

チェックインもスペイン語。
ユリアにお願いする。
Tinaというおばあちゃんが対応してくれる。
日本語でTinaを書けと紙を渡された。

千奈

と書いてあげる。

ユリアが日本のパスポートを見てる。
他の国のパスポートってやっぱり違うもんだね。

部屋が決まった。ここで一晩。
お金を払った時、自分が40€出してユリアから10€もらった。
ユリアが20€出して5€お釣りをもらっていた。
そしてなぜか自分にも10€戻ってきた。わからん。

モヤモヤしながら部屋に戻る。

you shower?
I shower?
と聞かれた。
お先にどうぞ、と。

出てきたので自分も入る。

洋服は外に干せた。

やっぱり金額がおかしいので再度確認。
ユリアも気づいた。
僕が20€しか払っていないことに。
笑ってビール代にしたらいいよ、と言ってくれた。

なかなか聞き取れない英語レッスンをしつつ、もう一度スーパーへ。
お金ないから安いスーパーで夜ご飯と朝ご飯買いたいって。
cheaperが聞き取れず、結局翻訳。
「安いです」と発音されてようやく理解。

スーパーに向かうまでも質問される。
こちらから話題を振れないからそうなるよね。

イルンのスーパーで買った買い物袋を持っていった。

ユリアが会計する時にビニール袋を買いそうだったから、一緒にいれていいよとなんとか伝える。

「袋を持ってくるなんて、そんなこと考えもしなかったわ」
と。

スーパーで買ったご飯をまたさっきの海沿いで食べる。

魚っぽい何かが泳いでいる

「日本だったらそろそろ日が沈むよ」

「本当?ありえない!」

そうだよね、まだかなり明るいし子供も海で泳いで遊んでるし。

宿に戻る途中、また道を間違えた。

19時前、待ち合わせのレストランへ向かう。
一緒にご飯。
マーティンがお酒を注文してくれる。
英語分からんけど色々会話する。

魚のスープ

どういう女性(男性)が良いとされているのか話や、今日何回トイレに行ったかなど、歩いていると気になること、お互いの国での文化みたいなことを話した。

日本には不思議な祭りがある、かなまら祭り。

と急に言われた。なんの祭りだろう?
調べてみんなで大爆笑。変な国認定された。

写真を撮ってハグしてお別れ。
マーティン、リー、ありがとう。

帰り道、また話しながら歩いていたら宿の建物を間違える。何度目だろう。不思議だ。

「明日は7時にアラーム鳴らすけどいい?」と聞かれた。
もちろんOK。

「明日はDebaまで行くって言ったけど、34℃だから決め兼ねてる、明日決めるよ。」

確かに。暑すぎる。
僕も明日決めると伝える。

人の優しさに感謝して寝た。

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