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【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2023】§37 巡礼Extra4日目 西の果て①

§37-1 出発

7時ごろ、出発。
2人しかいないし、アイマスクと耳栓してるらしいから多少音がしても大丈夫とはいえ、さっさと荷物をまとめて外に出る。

15kmぐらいだから、こんなに早く出なくてもいいんだけど、今日は昼から雨予報なので。

iPhoneで月を綺麗に撮る方法を調べた時に、色々と写真を撮る時の設定方法が分かった。
写真を撮るたびにいじって遊んでみる。

ムシア?ムヒア?
スペイン語の発音としては多分ムヒア。

México:メキシコ

これをメヒコと読むんだから、きっとそうだろう。

§37-2 久しぶりの海

ガリシアに入ってから山道が多かったので、久しぶりの海沿い。

せっかくなので、というかビーチに来たら靴も靴下も脱いでとりあえず足だけ海へ!

ここはあまり綺麗な感じじゃない。
汚いってわけではなく、何もかもそのままって感じ。

そしてなにより貝殻の破片がたくさん。
裸足で歩くには痛すぎる。

自然のまま。
海藻が打ち上げられて腐敗していく。
虫が集まる。貝殻の破片でビーチが埋め尽くされる。

久しぶりの海だったからテンション上がってわざわざ近寄り裸足で歩いたけど、ここじゃなかったな。

§37-3 MUXÍA

気を取り直して、少し歩くとムシアについた。

MUXÍA
美味しそう

まだ11時前。流石にチェックインには早すぎるのでカフェで朝ごはん。

コーヒーとトルティーヤ。

11時半前に宿へ。まだ掃除してるからちょっと待って、ということで15分ぐらい待ってからチェックイン。

とりあえず荷物を置いて、Tourist Officeへ。

頑張りましたね、みたいな証明書をもらう。
名前と日付をおじさんが手書き。

プリントアウトされた証明書が山のように積まれていた。

あとは端っこまで行って、夕陽を見るのがここでやること。

まだ早い。13時前。

お昼を食べる。

適当に頼んだら、思った以上に大きい。
そして外も土砂降り。

雨が止むのを待ちながら、ピザを食べる。

12:30ごろ食べ始めて、雨のタイミングとか見計らってたら14時を過ぎていた。

一旦宿に戻ってシャワーを浴びて、晴れているうちに一度端っこへ。

15分ぐらい歩いたらついた。

§37-4 端っこ

0kmと謎のオブジェ。
矢印はフィニステーラへの巡礼路案内。

チュロス買って、海をぼんやり眺める。

ちなみにここまで来るのに、Googleマップだと徒歩6日で来られるらしい。
僕は1ヶ月かけて歩いているのに。

巡礼路は交通量の多いところを避けて遠回りしたり、山の中を通ったりするのでもっと距離が長い。
ビルバオからサンティアゴまで700km、サンティアゴからムシアまで90kmぐらい。

Googleマップで検索されたルートより、150kmほど巡礼路は長い。

当たり前だけど、徒歩ルート検索で推定される時間は、距離が長くなるほど当てにならない。

場所も分かったし、写真も撮った。
あとは夕陽を見るだけ。

また雨が降ってきたので宿に戻って休憩する。

窓から戻ればいいのに、降りられなくて鳴いてる猫。

§37-5 夕陽

日の入りは21:12。
20:30ごろを目指して端っこへ。

雨が止んだので虹が出ていた。

沈む夕陽を見ながら写真を撮る。

最後は雲に隠れてしまった。
海に沈む夕陽を期待してたんだけどなぁ。

しょうがない。
明日のフィステーラでリベンジ。

違うルートで帰ろうと思い、道なりに進んでいたつもりが、岩山の頂上への道だった。

せっかく来たし、誰もいないので

「楽しく生きる!」

かなり大声で3回唱える。

唱えても、何も起こらないけどね。

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