【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2022】§9 巡礼5日目
9日目:デバ→マルキナ
朝6時。いろんな人のアラームが鳴る。
つられて起きる。
荷物の納まりが悪いし、コクーンシーツを入れる外袋がない。無くした。
しょうがないからジップロックに。
8時前。出発。
海と街の境目がこんな感じで、すぐ子供が飛び込んで遊ぶようなところ、日本にはない気がする。
とにかく歩く。昨日より短い距離だしなんだか荷物の重さもそこまで気にならない。
アルベルゲは15時オープンだし、14時ごろ着いて一服してからアルベルゲに向かおう。
リーから連絡が来る。
頑張りましょう〜って言ってる動画。
でもがんばりむしゅ〜って言ってる。惜しい。でもちゃんと覚えてくれてる。すごい。
こちとら英語が上達しないのに。
今日も思った以上にきつい。
トカゲが多くて、最初は「なんかオープンワールドのゲームみたい」なんて思ってたけど、もう何も感じない。
それに今日は虫が多い。蜂やらハエやら名もなき小さい奴ら。
顔目がけて飛んでくるのはやめてほしい。
5時間歩くと流石に荷物の重さがのしかかってくる。
ほぼ休まず歩く。今日は砂埃がひどい。昨日もか。
今までの山道とはちょっと環境が違うみたいだ。
7時間、ようやくアルベルゲ。ちょうど15時。宿も確保。
ロッカーは1€入れるやつだった。1€ない。
2€硬貨を1€2枚に受付で交換してもらった。
シャワーを浴びる。
洗濯して干す。よしスーパー行こう。
パンとコーラ。レジがセルフだ。分からん。
言語選択に中国語はあるけど日本語はない。
お店のおばちゃんに手伝ってもらって英語で操作。
一緒にやれば簡単。というかそもそもそんなに難しいことではなかった。
16時の昼ごはん。
とりあえず、夜ご飯が食べれるバル探し。
目星をつけてもう一度スーパーへ。
バルで指差し注文。
チャコリも頼む。muy rico!と言うと
bien bien bien , muy bueno と言われる。
会話としてこれでいいのか?ま、あまり気にせず。
明日はどこまで行こうか。悩みつつ、サンセバスチャン泊の宿を取り、サッカーのチケットを予約する。
予定を決めた。明後日の宿が安く取れた。
明日の分は、朝電話してみよう。
ぼーっとしていると隣のベンチの女性と、その前に立つ男性が話始める。
どちらも巡礼者だ。
急に話を振られる。
日本人だから英語分からんと言うと
私たちだって日本語知らんし。
と言われる。
まぁつまり、話せないことをあまり気にするなということで。
その後、日本人の女性がアルベルゲにいると聞く。
まじか、日本人いるのか。
あとで見つけたら話しかけてみよう。
雨が降ってくる。洗濯物しまわなきゃ。
アルベルゲのおばさんがしまってくれてた。
ありがとう。
そしてついに日本人発見。あやのさん。ヨガインストラクターの人らしい。
つい1ヶ月前までタイにいたと。自由人だ。
どうして北の道選んだの?
バスク地方に来たかったから、あとサッカーみたい。
なぜ巡礼?
韓国の俳優が巡礼宿を出すネット番組を見たんだよ。
大したことを話すわけでもなく。
また明日会えたら話しましょう、と言って別れる。
ダウンとズボンを捨てる(寄付する)。
少しは軽くなるだろう。
iPadやカメラ、寝袋を捨てるわけにはいかないし。
なんとなく宿にいると、
ニホンシンデスカ?
カヤデス
急に日本語で話しかけられる。
先ほど話をした女性、ニーナの友人のカヤが日本語で挨拶してきた。
なんで日本語⁉︎と聞くとDuolingoで勉強してると。
ユリアもDuolingoって言ってたな、流行ってるのか?
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