モノづくりアイデア#1 「お気に入らない」機能
どうも。自信の持てないエンジニア、TAKAです😋
過去記事で「服バカコントローラ」と呼んでいたアイデアを「お気に入らない」に名称変更しました。我ながら、このネーミングセンスはどうしようもないですね。ごめんなさい。
これからもいくつかのモノづくりアイデアを記事にしようと思うのですが、なんとなくの直感で、これを最初に取り上げました。コンセプトについては過去記事を引用します。
アイデア♯3 「アパレル」➡「服バカコントローラ」
<仕組>
服バカの購買意欲をコントロールするツールです。「欲しいもの」や「買ってよかったもの」ではなく、「いらないもの」や「買って失敗したもの」の属性をストックするアプリケーションを考えています。
<説明>
服バカは必要以上に洋服を買うもの。それはしょうがないことです。
大好きな洋服に囲まれてることに悦びを感じ、横を見ると買わなければよかった服も同時に積み上がってます。新中古としてメルカリで売ればよい?その前に買わないで済むならそのほうが良いはずです。”失敗は成功の基”の理論をクローゼットに持ち込みます。
ちなみに、服バカは新しい領域にチャレンジしたいものです。その気持ちは大切にしてあげたい。
元々は愛すべき服バカの生態系に着目したアイデアでした。ふむふむ。
「要らない」こそ正義
繰り返しになりますが、僕は「欲しいもの」よりも「要らないもの」の情報をストックするほうがずっと建設的だと考えています。特に、洋服に関しては、その思いが強いです。
理由はいくつかあります。
●人間の欲求は無限大で、「欲しい」洋服は止め処なく出てくるから。
●アパレル業界の流行(大衆の「欲しい」)は売り手が作り上げており、そもそもが歪んでいるから。
●オンラインショッピングが定着し、実物を見なくても「欲しい」となるよう工夫が凝らされているから。
このように、僕たちの「欲しい」は色々な要素で作り上げている一種の幻想・虚像とも言えます。
一方で、「要らない」は、ほぼ必ず自身の実体験からくる感情です。
●手持ちの服と合わなくて、あまり着ない。要らない。
●縫製が貧弱。二度とこのブランドは買わない。要らない。
●流行が過ぎ去った。ださい。要らない。
僕はこれらの「要らない」のほうが、「欲しい」よりもずっと信用に足る情報だと思うわけです。
「お気に入らない」機能
大概のオンラインショッピング用アプリには「お気に入り」機能があります。これは言わば「欲しい」のストック機能です。
でも、逆に「要らない」ものをストックする機能は見たことがありません。まぁ、欲しくもないものを一覧化していちいち確認したりしませんから当然といえば当然です。
この、あえて「要らない」ものをストックする機能を僕は「お気に入らない」機能と呼ぶことにします。(変な日本語なのは承知しています。)
手軽さが重要
この機能のために1つのアプリみたいなものを用意することは全く考えていません。そんなアプリ、どれほどUIがオシャレでも、多分面倒くさくて開かないからです。キレイに一覧化なんてしようものなら、想像するだけで不快です。笑
では、洋服を捨てるか売るかするとき、LINEの公式アカウントみたいなものに、「グレー」「シェフパンツ」「チェック」のようなキーワードを手軽に投稿するだけの仕掛けはどうでしょう。
蓄積された情報から分析された、パーソナルな「お気に入らない」属性が、公式アカウントの上部に常に表示されているイメージです。プッシュ通知で「グレーに気をつけろ」「ワイドパンツどうせ着ないよ」とたまに教えてくれてもいいですね。
本当は、ZOZOとかで買うときに、「お気に入らない商品かもしれません。購入してよろしいでしょうか?」といったアラートが出てくれたり、オススメの表示時に「お気に入らない」を加味してくれると嬉しいんですけど、ビジネスモデルに反してそうですし、きっとそんなことは1ミリも考えてはくれないでしょう。(結果的に無駄なものを買わなくなって平均単価が上がる可能性もありますよ!ZOZO先生!)
以上、モノづくりアイデア#1でした。
今回も駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました😇
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